石川慎吾のいつも変わらない活気ある姿 「ダイナマイト・シンゴ」が新天地で起爆剤に

2023年07月03日 14:54

野球

石川慎吾のいつも変わらない活気ある姿 「ダイナマイト・シンゴ」が新天地で起爆剤に
石川慎吾外野手 Photo By スポニチ
 ロッテへのトレードが発表された巨人・石川慎吾外野手(30)は、「常に(今年が)最後のつもりでやっている」と覚悟を口にしていた。
 昨季2軍では78試合に出場し、6本塁打、35打点と持ち前のパンチ力でアピールも、1軍に定着できず。左投手に・217と苦戦し、期待に応えられなかった。オフには「まだ全てに伸びしろがあると自分に言い聞かせて。どんな結果が出ても自分の実力と受け入れるつもり」と1人で自主トレを行った。今季は1軍出場こそないものの、2軍では47試合で4本塁打、26打点、打率・358の好成績。「2軍だからといって負けていいとかはない」と、強烈な存在感を放っていた。

 ムードメーカーでもある。ジャイアンツ球場で石川の声が聞こえないことはなく、常に誰かに声をかけ、若手をイジるなど、活気ある雰囲気をつくっていた。時にはかつて日本ハムで同僚だった中田翔をイジることもあった。いつも元気な声。30歳を迎え、年齢的には中堅になりながらも、活気ある姿は若手そのもの。結果を残しながらも、なかなか出番がこないもどかしさはあったかもしれないが、グラウンドで下を向くことはなかった。

 21年の春季キャンプではチームの危機に備え捕手に挑戦したこともある。出場機会に飢えている男は「明日からはチャンスをいただいた千葉ロッテマリーンズの期待に応えられるように精一杯頑張ります」とコメント。「ダイナマイト・シンゴ」が新天地で大暴れすることを願っている。

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