大谷翔平から2奪三振の相手先発・ゲーレン「他選手と同じように向き合うことを意識した」敗戦投手も存在感

2023年07月03日 11:03

野球

大谷翔平から2奪三振の相手先発・ゲーレン「他選手と同じように向き合うことを意識した」敗戦投手も存在感
<エンゼルス・ダイヤモンドバックス>3回、大谷は見逃し三振に倒れる(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス5-2ダイヤモンドバックス ( 2023年7月2日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が2日(日本時間3日)、本拠地アナハイムでのダイヤモンドバックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。第4打席で2戦ぶりとなる31号ソロを放ち、チームの連敗を4で止める勝利に貢献した。一方、相手先発・ゲーレンは大谷を3打数無安打2三振と抑え込み、敗戦投手となったものの自信をのぞかせた。
 ゲーレンは試合前の時点で今季17試合に登板し10勝2敗、防御率3.02と抜群の安定感を誇るエース右腕。落差のあるナックルカーブを武器とし、大谷と初対戦となった第1打席は低めのナックルカーブで空振り三振。第2打席は一転、直球攻めで3球目の高めで空振りを奪うと、1ボール2ストライクからの4球目、外角いっぱいに決め見逃し三振を奪った。

 6回の第3打席も左飛に打ち取り、大谷を3打席きっちり抑えたゲーレンは「捕手と話し合って彼が何を感じているか理解するよう努めた。プランをもって臨んだだけ。他の選手と同じように向き合うことを意識した」と振り返った。その上で「彼は信じられないような選手でみんな称賛しすぎてしまうこともあるんだけど、そういったビハインドな状況こそ(抑える)チャンス」と自信を見せた。

 この日はモニアクに逆転3ランを浴びるなど7回4失点で敗戦投手となったものの、エンゼルスから奪った三振は12。エンゼルスとダイヤモンドバックスの今季の対戦はこの日が最後となったが、存在感は随一だった。

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