衰え知らずの34歳!坂本勇人が2試合連続猛打賞の離れ業 21号2ラン&22号3ランで3安打5打点

2023年09月24日 17:13

野球

衰え知らずの34歳!坂本勇人が2試合連続猛打賞の離れ業 21号2ラン&22号3ランで3安打5打点
通算1000打点を達成した坂本はボードを手にガッツポーズ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―0DeNA ( 2023年9月24日    横浜 )】 巨人の大黒柱・坂本勇人内野手(34)がDeNA戦(横浜)で21号2ラン&22号3ランを含む3安打5打点と大活躍。NPB史上49人目、球団6人目となる通算1000打点を一気に突破して1004打点とするとともに2試合連続、通算184度目となる猛打賞をマークした。
 「3番・三塁」で先発出場。7試合ぶりの一発が飛び出したのは1―0で迎えた5回だった。1死三塁で入った第3打席で相手先発左腕・今永がカウント1―1から投じた3球目、内角への147キロ直球を左翼スタンドへ叩き込み、区切りの数字を一気に超えて1001打点とした。

 初回の第1打席で左翼線への単打を放っており、この21号2ランがこの試合の2安打目。そして、3―0で迎えた9回の第5打席では相手4番手右腕・三嶋が投じた初球スライダーをバックスクリーン左へ放り込む22号3ランとし、2試合連続猛打賞で5打点とした。

 なお、坂本の2発5打点という援護を受けた戸郷は9回を6安打完封して12勝目(5敗)を挙げている。

 7日のヤクルト戦(神宮)から慣れ親しんだ遊撃を離れて「人生初」の三塁手へ転向し、そこから打撃も絶好調。前日23日の広島戦(東京D)では3安打を放ってプロ通算183度目の猛打賞をマークした。この日は2試合連続、通算184度目の猛打賞。“ミスタープロ野球”長嶋茂雄(巨人)のNPB歴代3位記録に「あと2」と迫った。

 慣れない三塁守備でも好守を連発し、コンバート後の15試合でここまでノーエラー。この日も4回1死一、二塁の場面で宮崎が放った痛烈なゴロをさばいて冷静に三塁ベースを踏んでから一塁へ送球して併殺を完成させ、戸郷をピンチから救っている。

 坂本は兵庫県出身。光星学院(青森、現八戸学院光星)から2006年高校生ドラフト1巡目指名で巨人入りし、高卒新人だった07年9月6日の中日戦(ナゴヤD)で延長12回に代打で決勝打となる中前適時打を高橋から放ってプロ初安打初打点をマークしている。それがプロ通算3打席目だった。

 ▼坂本 (21号2ランは)打ったのはストレートです。戸郷が頑張っていたのでいい追加点になって良かったです。

 【NPB通算猛打賞10傑】
1位 張本 勲(ロッテ)251度
2位 川上 哲治(巨人)194度
3位 長嶋 茂雄(巨人)186度
4位 坂本 勇人(巨人)184度
5位 野村 克也(西武)180度
6位 福本 豊(阪急)178度
6位 松井稼頭央(西武)178度
8位 立浪 和義(中日)175度
9位 王 貞治(巨人)171度
10位 広瀬 叔功(南海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

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