巨人 DeNA戦勝ち越し決定も原監督「タイガース、広島の時に…」とチクリ 上位2チームで借金21

2023年09月24日 18:42

野球

巨人 DeNA戦勝ち越し決定も原監督「タイガース、広島の時に…」とチクリ 上位2チームで借金21
<D・巨>2本塁打の坂本(左)は原監督とハイタッチをかわす (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―0DeNA ( 2023年9月24日    横浜 )】 巨人の原辰徳監督(65)が今季2度目の完封勝利で12勝目(5敗)を飾った若きエース、戸郷翔征投手(23)を称賛。その流れで今季大きく負け越した阪神戦、広島戦の2カードについて自ら触れる場面があった。
 戸郷は9回を散発6安打に抑えて今季2度目、プロ通算3度目となる完封勝利。連続無失点を27回にのばした。

 0―0で迎えた初回1死一塁の場面では佐野を初球で二ゴロ併殺打に打ち取り、1―0で迎えた4回には1死一、二塁とされるも坂本の好守もあって三ゴロ併殺打に仕留めてピンチ脱出。直後の5回攻撃で坂本に21号2ランが飛び出した。

 8回の2死一、三塁でも代打・大田を空振り三振。直後の9回、坂本がこの試合2発目となる22号3ランをバックスクリーン左へ放り込んだ。

 試合後、戸郷のテンポのいい投球が攻撃につながったことについて聞かれた原監督は「ピンチのあとにチャンスあり。あの場面でああいうのを抑えている投手はありがたいですよね」としたうえで「なかなかそういうものがタイガース、広島の時にそういうのができない」とポツリ。

 「改めて昔の先人、先達者はピンチのあとにチャンスありというね。ピンチをいかにしのぐかというところが野球の一番の難しさであり、勝利へのやや近道なのかなと思いますね」と続けた。

 巨人はこの日の勝利で3位・DeNAとの今季対戦成績を13勝9敗として勝ち越し決定。だが、18年ぶり優勝を決めた阪神戦は6勝18敗1分け、2位・広島戦は8勝17敗と上位2チームだけで借金21という屈辱的な最終結果となっている。

 なお、昨季DeNA戦は11勝13敗1分けで負け越し。DeNA戦の勝ち越しは12勝6敗7分けだった2021年以来2年ぶりとなる。

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