広島「ジャッジ」末包 2年目初の10号 初の2打席連発も「おとなしくしておきます」

2023年09月24日 06:05

野球

広島「ジャッジ」末包 2年目初の10号 初の2打席連発も「おとなしくしておきます」
<巨・広>7回、菅野から勝ち越しソロを放つ末包(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7ー3巨人 ( 2023年9月23日    東京D )】 広島・末包が2年目で初の10号到達を同じく初の2打席連発で決めた。「(8月末に)7本まできたので狙えるかなと思ったけど、そこから内容的に良くないところもあった。今日とりあえず1本出すという目標で入って、それが2本目につながった」。プロ2年目以内でのシーズン2桁本塁打は球団では2年目の13年に11本塁打した菊池以来。「(社会人から)即戦力で獲ってもらって1年目(2本)はダメだった。早いうちに2桁という絶対的な数字を出せて良かった」と喜んだ。
 3―3の7回先頭で菅野の初球、厳しい内角ツーシームを左翼席へ決勝弾。外角スライダーを中前適時打した4回の打席を踏まえ「速い球をいこう」という読みも当たった。8回2死ではフルカウントからビーディの外角低め変化球を再び左翼席へ運ぶ対応力を発揮し、巨人戦は6発の好相性。今季初猛打賞もついてきた。

 新井監督にも「テクニカル的なところも、配球の読みも成長している。ちょっと前に“つかんだ”と言っていた」と認められた。期待を込めて「ジャッジ(ヤンキースの主砲)。本人が言っているから」と呼ばれることには「敵は身内にあり。あと5試合、おとなしくしておきます」と苦笑いで受け止めた。秋山ら主力3人が復帰した一戦で奮起。「今日ダメだったら、明日以降は(出番が)厳しい。とにかく今日が勝負だと思った」。もちろん、バットで「おとなしく」なるつもりはない。

おすすめテーマ

2023年09月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム