夏V慶応が来春の選抜出場絶望的…県準々決勝で桐光学園に敗戦 連覇の夢遠のく 夏準Vの仙台育英も絶望的

2023年09月24日 12:29

野球

夏V慶応が来春の選抜出場絶望的…県準々決勝で桐光学園に敗戦 連覇の夢遠のく 夏準Vの仙台育英も絶望的
試合後、あいさつをする慶応ナイン(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球神奈川県大会準々決勝   桐光学園4―0慶応 ( 2023年9月24日    保土ケ谷 )】 今夏の甲子園で107年ぶりの優勝を果たした慶応(神奈川)が準々決勝で桐光学園に0―4で敗れた。これで甲子園連覇の懸かる来春選抜出場は絶望的となった。甲子園準優勝だった仙台育英(宮城)も20日に宮城県大会の準々決勝で東陵に1―2で敗れており、選抜出場は絶望的となっている。
 慶応はエース右腕の小宅、左腕・鈴木、主軸打者として活躍していた加藤ら主力メンバーも残った新チームはここまで3試合連続コールド勝ちと圧倒していたが、打線が機能しなかった。

 先発したエース右腕・小宅はコーナーに投げ分ける制球力を生かして好投を続けるも、7回に2点を許して降板した。左腕・鈴木が救援するも犠飛でさらに1点の追加点を許した。9回にも1点を失った。

 打線は桐光学園の先発右腕・法橋に苦戦。力感のない投球フォームから繰り出す直球を打ちあぐねた。桐光学園は2失策するも法橋は動揺することなく、8回まで3安打無失点に封じた。

 9回も無失点で切り抜けた法橋は完封勝利で慶応撃破。「エンジョイベースボール」を掲げる慶応は神奈川県大会準々決勝で姿を消した。

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