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メッツのエース格となった千賀 来季は中4日か?山本由伸獲得の場合は6人ローテ継続

2023年09月25日 10:01

野球

メッツのエース格となった千賀 来季は中4日か?山本由伸獲得の場合は6人ローテ継続
メッツ・千賀(AP) Photo By AP
 メッツの千賀滉大投手(30)は27日(日本時間28日)、本拠地でのマーリンズ戦が今季最後の登板になる。ここまでの防御率2・96はメジャー全体でも4位に入る見事な成績で、勝ち負けも12勝7敗。ニューヨークポスト紙は5年総額7500万ドルの契約は球団にとってはお買い得だったかもとしている。
 その一方で、ここまで161・1イニングを投げただけで、27日に完投でもしない限り170イニングには届かない。これは千賀の1年目に、メッツが決めていた上限ではあるが、素晴らしい投手であるだけに、来季についてはイニング数をもっと増やすことを検討するかもと指摘している。

 今季の千賀は中4日登板は3試合、中5日は17試合、中6日以上が8試合だった。エキストラに休みを与えたのは、千賀が日本時代に近いルーティンで試合に向けて準備できるようにという配慮からだ。

 他の投手との兼ね合いもあるため、メッツにとっては大変な部分もあったが、千賀にとってはとても上手く行った。来季もそれを続けるのか、メジャーではより一般的な中4日で投げてもらうのかだ。

 ポストの記者は千賀本人に取材。千賀は「とても流動的な状況。自分がどうということだけでなく、このオフにチームがどう動くのかが大きいと思う」と答えている。ジェレミー・へフナ―投手コーチもオフの補強次第だと言う。

 現時点でローテーションのスポットが確約されているのは千賀とホセ・キンタナ(34)だけ。他にどういった投手を取るかだ。「滉大にとってベストな状況を考えないといけないが、同時に他の投手のことも考えないといけない」と言う。例えばオリックスの山本由伸(25)を獲得できた場合は、6人のローテーションでエキストラに休みを与えて回していくだろう。断っておくと6人のローテーションで行くということは、ブルペンの人数が一人減るということ。メッツは今現在は6人のローテーションを採用中で、問題はないが、それはセプテンバーコールアップでベンチ枠が拡大しているからだ。ちなみに千賀がソフトバンク時代に一番多くのイニングを投げたのは2019年で180・1イニングだった。

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