中日・梅津 1177日ぶり勝利!8回1失点で痛快虎狩り 最優秀防御率確定的な村上と投げ合いで好投

2023年09月25日 20:32

野球

中日・梅津 1177日ぶり勝利!8回1失点で痛快虎狩り 最優秀防御率確定的な村上と投げ合いで好投
<中・神>8回、森下を遊ゴロに抑えガッツポーズで吠える梅津(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日2-1阪神 ( 2023年9月25日    バンテリンD )】 中日・梅津晃大投手(26)が、25日の阪神戦に先発し、8回5安打1失点。20年7月5日の巨人戦以来、実に1177日ぶりとなる白星を挙げた。
 劣勢を覆す一打を放ったのは“伏兵”だった。試合前時点で打率・189だった中日・龍空が逆転2点打だ。

 「先輩方がチャンスをつくってくれたので、なんとか走者を還せてよかったです」

 0―1と先制された直後の2回だった。石川昂と木下の連打などで1死二、三塁の好機で応えた。カウント2―1からの4球目、村上の直球にくらいつき、中前にポトリと落とす2点打。試合前時点で防御率1・68でリーグトップを独走している好投手から、貴重なタイムリーを放った。

 援護を受けて、先発・梅津はリズムに乗った。2回先頭・佐藤輝に先制ソロを被弾。その後四球などで1死一塁を背負ったが、冷静に木浪を一併殺で窮地を脱した。最優秀防御率が確定的な阪神・村上との投げ合いとなったが、一歩も譲らなかった。

 昨年3月に右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、8月31日のDeNA戦で復帰し5回1失点、77球で今季初黒星を喫した。前回13日のDeNA戦は6回1失点、86球で降板し、勝敗は付かなかったが、段階を踏んで、状態を上げていた。

 150キロ超の直球を軸球に、スライダーやフォークを織り交ぜて7回まで1失点。復帰3戦目のマウンドで躍動し、20年7月5日の巨人戦以来、3年ぶりとなる白星へ懸命に腕を振った。

 結局、8回1失点で降板。9回は2死一、三塁の危機を迎えたが、最後は勝野がしのいで、梅津に白星をプレゼントした。

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