仙台育英 慶応に甲子園のリベンジ!11点大勝 仁田は3人斬りアピール

2023年10月10日 05:30

野球

仙台育英 慶応に甲子園のリベンジ!11点大勝 仁田は3人斬りアピール
<仙台育英・慶応>7回から救援した仙台育英・仁田(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【鹿児島国体・高校野球硬式の部1回戦   仙台育英11―0慶応 ( 2023年10月9日    平和リース )】 今夏の甲子園で準優勝した仙台育英(宮城)は決勝で敗れた慶応(神奈川)に11―0で7回コールド勝ちしリベンジを果たした。また、降雨により試合開始が遅れ、予定の4試合から2試合に変更された。10日に1回戦2試合が行われ、11日の準決勝2試合で優勝2校が決まり、決勝は開催しない。
 言葉に力を持つことで知られる須江航監督が大勝後、発した言葉はシンプルだった。

 「甲子園の決勝でこんな試合をしたかった。自分たちがやりたかった野球ができました」

 投打がかみあった。13安打11得点の打線に「150キロトリオ」を形成する2人が応えた。最速153キロ右腕・湯田統真(3年)は初回、甲子園決勝で先頭打者本塁打を浴びた丸田を二飛に打ち取り、流れに乗った。5回まで無安打投球を続けるなど6回1安打無失点。大学進学を目指す右腕は「楽しんで投げた結果だったので良かった」と表情を崩した。

 最後はプロ志望届を提出済みの最速151キロ左腕・仁田陽翔(3年)が7回から登板し、3者凡退。150キロをマークするなど26日のドラフト会議へ向け、猛アピールした。春の選抜では延長10回の末に2―1で下しており、現3年生は慶応に2勝1敗と勝ち越し。11日の準決勝がラストゲームになる。指揮官は「感謝の気持ちを込めて戦いたい」と思いを言葉にした。(柳内 遼平)

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