ソフトバンク・和田「やるしかない」 42歳で7年ぶりに大台到達

2023年10月10日 06:00

野球

ソフトバンク・和田「やるしかない」 42歳で7年ぶりに大台到達
<オ・ソ>3番手として登板した和田(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク1ー4オリックス ( 2023年10月9日    京セラD )】 今季、数々の快挙を達成してきたベテランがまた一つ勲章を加えた。ソフトバンク・和田が7回に3番手として登板。先頭・宗に右翼線へ二塁打を浴びたが、安達をスライダーで一ゴロに抑えて100イニング登板を達成。和田は「ああいうピンチをつくってしまって申し訳ない」と失点につながり悔やんだが、メジャーから古巣に復帰した16年以来、7年ぶりの大台到達となった。
 前回3日の楽天戦では6回途中まで無失点の好投で8勝目をマーク。42歳以上の8勝以上はプロ野球4人目の快挙だった。同じく42歳以上の100イニング到達は史上5人目、パ・リーグでは初めて。前回登板であと1死まで迫るも届かず「先発で投げている以上は100イニングという目標を掲げていた。チャンスがあるならチャレンジしたい」と希望していた。首脳陣の配慮もあり、昨年7月24日のオリックス戦以来となる救援登板で達成した。

 和田は「次に向けて頑張るしかない。やるしかない」とこの日の雪辱を誓った。衰えを知らないサウスポーには、ポストシーズンでも活躍の舞台が待っている。ファーストSを勝ち抜き、ファイナルSで王者・オリックスを倒して下克上を果たすためには、和田の存在が不可欠だ。

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