史上初!本塁打王は3人 最終戦の楽天・浅村、ロッテ・ポランコ不発でソフトB・近藤と並んで終了

2023年10月10日 21:48

野球

史上初!本塁打王は3人 最終戦の楽天・浅村、ロッテ・ポランコ不発でソフトB・近藤と並んで終了
ソフトバンク・近藤 Photo By スポニチ
 パ・リーグは、10日の楽天―ロッテ戦で、全日程が終了した。これにより各部門のタイトルも確定した。
 大激戦で注目された本塁打王は、ソフトバンク・近藤健介外野手(30)、楽天・浅村栄斗内野手(32)、ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)の3人が26本塁打で並んだまま終了。3人でタイトルを分け合うのは、2リーグ制以降では史上初(1リーグ時代に2度)となった。

 近藤はシーズン最終戦となった9日・オリックス戦の9回。第4打席で山岡から左中間席へ放り込む26号ソロを放ち、2人に追いついて一足早く終戦。タイトルの行方を見守った。

 浅村とポランコはこの日、直接対決で激突。クライマックスシリーズ(CS)をかけた大事な一戦で、浅村、ポランコともに4番に座ったが、不発。結局、26本塁打のまま、3人並んで終了した。

 これまで本塁打王のW受賞は11度あったが、3人で分け合うのは初。26本塁打以下の本塁打王は60年の阪神・藤本勝巳の20本以来、63年ぶり。数としては少ないが、歴史に残るデッドヒートでもあった。

【過去の本塁打王W受賞=パ・リーグ】
1961年 野村克也(南海)、中田昌宏(阪急)=29本
1981年 門田博光(南海)、ソレイタ(日本ハム)=44本
2004年 松中信彦(ダイエー)、セギノール(日本ハム)=44本
2014年 メヒア、中村剛也(ともに西武)=34本

【過去の本塁打王W受賞=セ・リーグ】
1957年 青田昇(大洋)佐藤孝夫(国鉄)=22本
1959年 桑田武(大洋)、森徹(中日)=31本
1983年 山本浩二(広島)、大島康徳(中日)=36本
1984年 掛布雅之(阪神)、宇野勝(中日)=37本
2003年 ラミレス(ヤクルト)、T・ウッズ(中日)=40本
2004年 ローズ(巨人)、T・ウッズ(中日)=45本
2021年 村上宗隆(ヤクルト)、岡本和真(巨人)=39本

おすすめテーマ

2023年10月10日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム