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京都外大西が履正社を破って4強入り 18年ぶり聖地を確実に 合言葉は“全員で西村を超えろ″

2023年10月29日 16:09

野球

京都外大西が履正社を破って4強入り 18年ぶり聖地を確実に 合言葉は“全員で西村を超えろ″
<履正社・京都外大西> 試合に勝利し、歓喜の京都外大西ナイン (撮影・後藤 大輝)   Photo By スポニチ
 【高校野球秋季近畿大会 準々決勝   京都外大西10―7履正社 ( 2023年10月29日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 京都外大西が10―7で履正社を下して4強入り。18年ぶり7度目の春の選抜出場を確実なものとした。
 初回に2得点。2回には4得点と序盤から試合を優位に進めた。口火を切る先制適時三塁打を放った4番・相馬悠人(2年)は「直球狙いの中で、仕留められて良かった」と胸を張った。

 今年のチームには“全員で西村を超えろ″という合言葉がある。「西村」とは、22年ドラフト2位で同校からヤクルト入りした西村瑠伊斗内野手のこと。一人一人では力及ばなくとも、全員の力で西村を超えてみろ――。上羽功晃監督から授かったこの合言葉が、選手たちに響いた。相馬は「1本でも多く、人よりも振ろうという意識が芽生えた」とチームの変化を語る。

 その成果を存分に発揮した試合だった。秋の大会からスイングを強くしてきた選手らは上羽監督からの「直球を狙え」という指示に見事応え、終わってみれば14安打、10得点を重ねていた。

 上羽監督は「チームの雰囲気は最高。勝つことで成長するということを選手たちが味わえている」とうなずいた。目標としていた先輩が成し遂げられなかった甲子園出場を確実にしたナイン。ここからの戦いも、全員で勝ち抜く。
 
 

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