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オリ宮城 由伸からの「頑張れよ」に「頑張ってきます」 攻めの投球で6回零封「単打はオッケーと」

2023年10月29日 23:03

野球

オリ宮城 由伸からの「頑張れよ」に「頑張ってきます」 攻めの投球で6回零封「単打はオッケーと」
<オ・神>お立ち台で笑顔の西野(左)と宮城(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス8―0阪神 ( 2023年10月29日    京セラD )】 オリックスの宮城大弥投手(22)が阪神に先勝を許した「SMBC日本シリーズ2023」第2戦(京セラD)に先発登板。6回4安打無失点と好投して完封リレーの先陣を切り、日本シリーズ通算2勝目をマークした。
 本拠で開幕した前日28日の初戦では、4回まで好投していた“4冠エース”山本由伸投手(25)がまさかの6回途中10安打7失点KO。打線も2安打零敗を喫して阪神に0―8で惨敗を喫した。だが、この日は様相が一転。スコアをきれいに裏返した8―0で快勝し、宮城のあとは宇田川、山崎颯、小木田で完封リレーを完成させた。

 宮城との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――プレッシャーのかかる第2戦のマウンド。

 「気合でなんとかできたと思います」

 ――プレッシャーはあった?

 「初戦、ああいうふうな形で。エースで負けたので。ちょっと悔しい気持ちもありましたし。しっかり勝たなきゃ、次はビジターになるので。阪神に全部もっていかれることになると思ったので。しっかりそこは飲み込まれずにできたのかなと思います」

 ――登板までに山本と会話は。

 「“頑張れよ”いう感じやったんで。“頑張ってきます”みたいな感じで。いつも通りの」

 ――相手はつながりのある打線。意識したことは。

 「ヒットは出るだろうと。きのうもだいぶ出ていましたし。つながれないようにだとか。単打はオッケーという形で。攻めたことが良かったのかなと思います」

 ――4回のピンチは。

 「点を取ってもらって。だいぶ流れも変わったと思いますし。もってかれないように必死に投げました」

 ――判定も苦しかった。

 「どっちもどっちだと思います、そこは。こっちだけでなく、向こうもキツイところがあったので。関係ないと思います」

 ――ノイジーはフォークボール?

 「ラストのはフォークです」

 ――阪神打線の印象は。

 「人だったり、状況、場合によっては変わるところもありましたけど。ある程度、データだったりとか、いろいろなおかげで。イメージ通りではないですけど。ある程度、頭のなかに入った状態でできたのかなと思います」

 ――思ったよりも見てくるとか、振ってくるとかは。

 「どっちもどっちかなと思います」

 ――フォークは今季、完全習得を目指してきたボールだが。

 「まだまだ完全ではないですし。もっともっと上を目指さなければいけない球でもあるので。そういう場面で投げられたというのはしっかり自信にして。まだまだレベルアップできたらなと思います」

 ――その前のボールが際どいボールになった。そこからの次のフォークを投げるまでの気持ちは。

 「苦しい状況だからこそ、頭のなかでいろいろイメージをして。ボールになっても次。投げるとか、先のこととかも考えられたので。そこは良かったなと。すぐに切り替えられたところだと思います」

 ――次はフォークでと。

 「そうですね、はい」

 ――4回の森下の併殺打は。

 「修正というよりかは強い球で置きにいかずに投げることを意識して。いい形で終わったので、良かったと思います」

 ――チームが流れに乗る1勝。

 「あさってからビジターになりますので。流れをいったんこっちにもってこられると思いますし。そのなかでいい状態で皆さん入ってくれると思いますので。みんな一生懸命頑張りたいなと思います」

 ――昨年の日本シリーズの経験は生きた?

 「入りは去年は去年、今年は今年で。相手も違うので。そこはいったん捨てて、入ることができたのは良かったと思います」

 ――日本シリーズは独特の雰囲気がある。落ち着いて投げられるのはあった?

 「特に。常に緊張していますし。まぁ、落ち着いているわけではないので。そこは割り切ってやっています」

 ――きのうの山本の試合を見ていて、どんな印象。

 「ヒットは出ていますし。ランナー出てからの逆方向だったり。いい当たりをして結構点が入っていたんで。結構いい打者が多いと思っていましたし。自分が投げる場合はしっかり気をつけようと思いながら見ていました」

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