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オリV三塁打の西野 旧友で同級生との対戦「仲良かったので、試合が始まる前から楽しみが強かった」

2023年10月29日 23:47

野球

オリV三塁打の西野 旧友で同級生との対戦「仲良かったので、試合が始まる前から楽しみが強かった」
<オ・神>4回2死一、三塁、野口は中前適時打を放つ。投手西勇(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス8―0阪神 ( 2023年10月28日    京セラD )】 オリックスの西野真弘内野手(33)が決勝三塁打を放ち、1勝1敗のタイに戻した。
 初戦ベンチ外だったが、この日は「2番・二塁」でスタメン出場。3回に日本シリーズ初出場の広岡のチーム初ヒットで2死二塁とすると、西野は右中間を破る適時三塁打で指揮官の起用に応えた。

 西野の試合後の一問一答は以下の通り。

 ――昨日チームが点を取れなかった中、先制点の意識は高かったか。

 「昨日ああいう負け方をして、でも今日は切り替えて、やってやるぞっていう気持ちだった。なんとか先制点を取れてよかったです」

 ――西野選手自身は昨日、出番がなかった。今日はスタメンとなり、どんな思いで試合に臨んだ。

 「昨日は昨日で、ベンチ外だったので、悔しかった思いもあるが、使ってくれたんで、絶対に期待に応えたいと」

 ――先制の一打は相手が一緒にやっていた同級生の西勇。どんな思いで打席に立った。

 「一緒のチームでやっていましたし、同級生っていうのもあって仲良かったんで、試合が始まる前から楽しみが強かったですね」

 ――大きな舞台で自分が勝つ形になった。

 「そうですね。楽しかったです」

 ――昨年の日本シリーズでも11打数5安打。大舞台で何か違うのか。

 「いやいや、必死にやってるだけですし、それがいい結果につながっているだけだと思うんで、積み重ねだと思います」

 ――1打席目は四球。外のボール球を見送ってからのヒット。相手のボールはみえていた。

 「良いボールを投げてましたし、際どいところ投げてきていたんで、そこをしっかり見極めて甘い球いこうと思っていたんで、それがしっかり捉えられて良かったです」

 ――西勇とは昨日、話したのか。

 「昨日話していたときに自分が出ると分かっていなかったので。(対戦)できたら楽しいな、とは話していました」

 ――シーズン中、1軍と2軍を行ったり来たりで体調面やモチベーション、集中力はどうなのか。

 「難しさはもちろんありますけど、でも使ってもらった時にやっぱり期待に応えないと、ずっと使われなくなっちゃうんで。出た時はもう必死に自分の力を出せるように、日頃練習しているんで。ベンチ外ならベンチ外で次の日に備えて、出るならスイッチ入れると。自分なりにやってます」

 ――ベンチ外からスタメンは珍しい。

 「やるしかないんで。僕の立場でいったら。なので今日は本当に良かったと思います」

 ――昨年は負け、引き分け、負けから4連勝。昨年の経験は蓄積されているか。

 「いや、できれば負けたくないんで、なんとか1戦1戦勝とうと思ってやってます。その辺は分かんないですね。経験は少なからずあると思いますけど、昨年と今年は別物ですし、相手も違うんで、その辺は違う感じでやってますけど」

 ――完敗した後の完勝。形勢を戻せたか。

 「1勝1敗でいったらタイになったんですけど、点差はそんなに。勝ちは勝ち、負けは負けなんで、2敗じゃなくてタイに持ち込めたので良かったと思います」

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