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初戦ベンチ外のオリ西野がV三塁打「使っていただいたので応えようと必死にやった」

2023年10月29日 22:00

野球

初戦ベンチ外のオリ西野がV三塁打「使っていただいたので応えようと必死にやった」
<オ・神>3回2死二塁、西西野は先制の適時三塁打を放ち、塁上でガッツポーズする(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス―阪神 ( 2023年10月29日    京セラD )】 オリックスの西野真弘内野手(33)がお立ち台で喜びを爆発させた。
 「使っていただいたので、それに応えようと思って必死にやった。チャンスの場面で、後ろにいい打者がいるので、つなごうと思っていたが、いいところに行ったので良かった。三塁ベースまでは久々で足がふらふらになったけど、アウトにならなくて良かった」とベテランらしく笑いも誘った。

 初戦は2安打完封負けを喫し、迎えた第2戦。先発メンバーを3人入れ替え、打順も「5番・DH」の頓宮以外すべて変更。CSファイナルS4試合をすべて異なる先発野手オーダーで臨んだ中嶋監督が自信を持って“全員野球”で勝負に出た。

 沈黙を破ったのは日本シリーズ初出場の広岡だった。3回にチーム初ヒットとすると、阪神先発・西勇のけん制悪送球で二塁に進塁。2死二塁から、初戦ベンチ外の西野が右中間を破る適時三塁打を放った。指揮官の起用に応える先制劇となった。

 続く4回には2死一塁から、紅林が右前にぽとりと落ちるラッキー安打を放ち、一、二塁とチャンスを広げた。すると、野口、広岡、中川圭と下位打線からの3連続タイムリーで一挙3点を追加。西勇をノックアウトした。

 7回に3点、8回にも1点を追加。先発・宮城は6回無失点の好投。宇田川、山崎颯、小木田と完封リレーで1勝1敗のタイに戻した。

 11月1日の第3戦からは敵地・甲子園に乗り込む。「甲子園は阪神ファンの声援が凄いと思うんですけど、うちの皆さんも負けてないと思うので、大きな声援、よろしくお願いします」と西野。オリ党へ声援での後押しをお願いしていた。

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