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日本S初出場のオリ広岡がマルチ「何とか結果を出してやろうと、ぶつかっていけた」

2023年10月29日 23:10

野球

日本S初出場のオリ広岡がマルチ「何とか結果を出してやろうと、ぶつかっていけた」
日本シリーズ<オ・神>4回、適時打を放ちガッツポーズする広岡(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス8―0阪神 ( 2023年10月28日    京セラD )】 オリックスの広岡大志内野手(26)が日本シリーズ初出場でマルチ安打とし、チームの勝利に貢献した。
 初戦完敗の悪い流れを断ち切ったのは、今季5月に巨人からトレード加入した広岡だ。なかなか機会がめぐってこない中でも気持ちを切らさず、晴れの舞台で結果を残した。

 「9番・左翼」でスタメン出場。練習中に伝えられたといい、「常に準備して。別にあわてることなくやりました」と冷静に臨み、3回の日本シリーズ初打席で左前打を放った。けん制悪送球で二塁に進むと、西野の適時三塁打で先制のホームを踏んだ。

 「クライマックスシリーズも日本シリーズも初めてなので、何とか結果を出してやろうと、ぶつかっていけた。チームの勝利に貢献したい気持ちでやっているので、その結果として1打席目で(ヒットが)出たというのは凄い良かった」

 4回には野口の中前適時打で1点を追加した直後、2死一、三塁のチャンスの場面で打順が回ってきた。カウント1-1から左前に弾き返し、追加点。ガッツポーズをつくって喜び、「1点を獲っていきたいところだったと思うので、その中でタイムリーを打てたのでうれしかった」とうなずいた。

 試合前にはオフの自主トレでお世話になった内川聖一氏と再会。「もう、ここまで来たら本当思い切って行くだけやぞ」と背中を押された。今季限りで引退した師匠へ、最高の舞台で最高の恩返しとなった。

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