×

オリ宮城 連敗スタート阻止へ圧巻の6回零封!4回は3安打集中されるも得点許さず、雄叫びも

2023年10月29日 20:44

野球

オリ宮城 連敗スタート阻止へ圧巻の6回零封!4回は3安打集中されるも得点許さず、雄叫びも
日本シリーズ<オ・神>4回、宮城はノイジーを空振り三振に斬り、ガッツポーズする(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス―阪神 ( 2023年10月29日    京セラD )】 オリックスの宮城大弥投手(22)が阪神に先勝を許した「SMBC日本シリーズ2023」第2戦(京セラD)に先発登板。6回4安打無失点と好投し、日本シリーズ通算2勝目の権利を得て降板した。
 本拠で開幕した前日28日の初戦では、4回まで好投していた“4冠エース”山本由伸投手(25)がまさかの6回途中10安打7失点KO。打線も2安打零敗を喫して阪神に0―8で惨敗を喫した。

 本拠で連敗スタートは避けたい第2戦。21日に行われたロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦(京セラD)でも6回4安打無失点と好投して勝利投手となっている宮城は、この日も初回から無失点で淡々とイニングを重ねた。

 打線は3回に1死から広岡の左前打と相手先発右腕・西勇の一塁けん制悪送球でチャンスをつかみ、西野の右中間を抜ける適時三塁打で先制。

 宮城は1―0で迎えた直後の4回には中野に2打席連続安打を許したものの無死一塁で森下を併殺打に。大山、佐藤輝の連打で2死一、二塁と再びピンチを招いたが、ノイジーへの素晴らしい外角直球をボールと判定された次のフォークボールで空振り三振に斬って取った。

 この回、3安打を集中されながら無失点で切り抜けた宮城はここで大きくガッツポーズ。マウンドで雄叫びをあげて感情を爆発させた。

 すると、その裏、味方打線は2死走者なしから宗の四球出塁を足場に宮城の親友でもある紅林の右前打で一、三塁とチャンス到来。野口の中前打、広岡の左前打、中川圭の左前打と4連打&3連続適時打で3点追加して西勇をKOし、宮城に計4点をプレゼントした。

 直後の5回は下位打線との対決だったが、3者凡退に打ち取った宮城。4―0のまま迎えた6回は1死から中野を2球で追い込みながら四球を与えて顔をしかめたが、大山を右飛に打ち取り、無失点のままこの回を最後に降板となった。

 宮城の投球内容は6回で打者22人に対して104球を投げ、4安打無失点。5三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は148キロだった。

 ▼宮城 初回から自分のリズムで投げることができたと思いますし、ランナーを許してからも、しっかりと切り替えて集中して投げられたと思います。野手のみなさんに助けていただきながら、なんとか無失点で投げ切れたところは良かったです。

おすすめテーマ

2023年10月29日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム