元中日でキューバから亡命のロドリゲス 紅白戦に登板し三振奪う様子も 契約総額104億円の可能性

2023年11月21日 10:48

野球

元中日でキューバから亡命のロドリゲス 紅白戦に登板し三振奪う様子も 契約総額104億円の可能性
中日・ロドリゲス
 キューバ出身でドミニカ共和国に亡命した元中日のジャリエル・ロドリゲス投手(26)が紅白戦に登板。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が21日、自身のX(旧ツイッター)で伝えた。
 ロメロ記者は「キューバ人の右投手ジャリエル・ロドリゲスは数日前、ドミニカ共和国ウィンターリーグの紅白戦に姿を現した」と記し、動画を投稿した。

 その動画ではロドリゲスが右打者4人から三振を奪う様子が見られるなど、順調な調整ぶりをうかがわせた。

 ロメロ記者は登板した理由として「主な目的は活発な投球ペースを維持すること」とし「ロドリゲスと彼の代理人はMLBチームとの交渉プロセスを続けている」とつづった。同記者によると、「複数年で4000万ドル(約59億6000万円)から7000万ドル(約104億3000万円)」といった契約になる可能性もある。

 ロドリゲスについては、中日が10月6日に契約を解除。その後、大リーグ球団との契約が可能なFA選手になった。ロドリゲスは昨季、中日で中継ぎを務め、56試合で6勝2敗、防御率1・15で最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得。今年3月のWBCにはキューバ代表で出場も大会後に来日せず、亡命してドミニカ共和国などに滞在していた。

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