複数年契約の阪神・梅野 現状維持の1億6000万円でサイン 左手首骨折の経過も順調

2023年11月21日 13:54

野球

複数年契約の阪神・梅野 現状維持の1億6000万円でサイン 左手首骨折の経過も順調
契約更改を終え報道陣の質問に答える梅野(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神・梅野隆太郎捕手(32)は21日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の1億6000万円(金額は推定)でサインした。
 来季でプロ11年目を迎える梅野は「今年はリーグ優勝、日本一というこれ以上ない結果をチームとして出せた。連覇という言葉を使えるのは自分たちだけ。王者として、タイガースらしい野球を見せたい」と更改を終えて語った。

 今季は開幕から主戦捕手としてチームを引っ張り、18年ぶりのリーグ優勝実現の先頭に立った梅野だが、8月13日のヤクルト戦(京セラドーム)で死球を受けて左尺骨を骨折。終盤に戦列を離れ、出場72試合、打率・194、1本塁打、19打点という成績に終わった。

 骨折の経過は順調で、日本シリーズ第6戦、7戦とベンチ入りし、日本一に向けて、チームを鼓舞した。「考える時間も作れたし、来年に向けてコンディションを見つめて、ベストパフォーマンスができる体を作るだけ」と年内に打撃を本格化させ、キャンプを万全な状態で迎える考えを明かした。

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