阪神ドラ5石黒目指す「ソフトB・和田ロード」!小学校の大先輩から「体のケア勉強」して息の長い選手に

2024年01月19日 05:15

野球

阪神ドラ5石黒目指す「ソフトB・和田ロード」!小学校の大先輩から「体のケア勉強」して息の長い選手に
投内連係に取り組む阪神・石黒(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 “和田ロード”歩む!阪神・ドラフト5位・石黒佑弥投手(22=JR西日本)が18日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で新人合同自主トレに参加し、実はソフトバンク・和田の小学校の後輩に当たることを明かした。愛知県江南市立藤里小学校在籍時には同校OBとして和田が来校したこともあったという。大先輩と同じプロの舞台に立った右腕は、2月に43歳を迎える和田同様に長寿選手への誓いを立て、グラウンド上での“再会”を熱望した。
 この日は、あいにくの雨天となった。石黒は同期7人とともに午前中のメニューを屋外でこなすと午後からは室内で約5時間、ウエートトレーニングに励んだ。その終了後、右腕は意外な事実を明かした。実は、ソフトバンク・和田の小学校の後輩だった。

 「(最終的に)転校したらしいですが、通っていたらしいです。(小学校に)一回、いらっしゃって、自分もいました」

 愛知県江南市出身の石黒。自宅から近所の藤里小学校に通ったのだが、そこに和田も5年生まで通っていたという。そして、すでにプロ入りしていた和田が母校の記念事業に招かれて来校したことがあり、当時在学していた石黒も参加。和田がプレゼント用に持参したグラブ2つをかけた「じゃんけん大会」が全校生徒約400人で実施され、争奪戦で敗れたことを鮮明に覚えている。そして「野球選手になるためには、ここまで大きくならないといけないな」という強烈な印象を、脳裏に刻みつけた。今は、その背中がお手本だ。

 「体のケアも怠らずにやられているので、そういう面でも勉強というか目指さなきゃいけない。長くやるためには、そういうこともやらないと」

 来月で43歳を迎えるパ・リーグ最年長の和田だが、今季も開幕先発ローテーション候補に挙がるように身体的な衰えは見せない。トレーニングと体のケアを積み重ねた結果だ。同じ道を歩むべく、石黒も「一番はケガしないことと、ケガをしない体づくりを意識してやっています」と体のケアへの意識を高く持ち、肩、肘の超音波治療や腰のストレッチに余念がない。先輩のような“長寿”選手を目指して鍛錬を続ける。

 そして…「お会いすることがあれば、コミュニケーションを取れたら。投げ合うチャンスもあるので、何かの縁であったらいいなと思います」とプロ同士としての再会を熱望。そのためにも、一日も早く1軍戦力となる。(石崎 祥平)

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