【由伸と一問一答】大谷翔平との初共演終え「結果はよくないけど感覚は良かった」強力援護に「打線が凄い」

2024年03月07日 07:11

野球

【由伸と一問一答】大谷翔平との初共演終え「結果はよくないけど感覚は良かった」強力援護に「打線が凄い」
降板後に取材に応じる山本(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースの山本由伸投手(25)が6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールでのホワイトソックス戦でオープン戦2度目の先発。大谷翔平投手(29)と初の同時出場となった一戦は、3回で3四球を含む6安打5失点と珍しく制球が乱れ、メジャー2度目の登板で初失点を喫した。
 山本は前回登板で2回19球でボール球はわずか3球でストライク率84.2%と持ち前の制球力を披露した。しかし、この日は58球でボール球は25球。ストライク率は56.9%と急激に低下した。

 しかし、打線が大谷が2安打1打点、4回にはフリーマンの満塁弾が飛び出すなど5回までに10得点。山本の5失点をはね返す強力援護を見せた。

 山本の試合後の一問一答は以下の通り。

 ――登板を振り返って。
「ちょっとボール球が続いたり、フォアボール出したりであまりいいピッチングではなかったですけど、いろいろと試せたりしたので、結果はよくないけど感覚というかオープン戦では良かったと思います」

 ――クイックのフォームについて戸惑った?
「セットポジションの方が感覚はよくなかったですね」

 ――コントロールがよくなかった印象。
「ボール球が続いたり、フォアボール出したり駄目なところが多かったです」

 ――初回は真っすぐの入り球が多くてそれを捉えられた
「そこに対してはないです」

 ――ボール球が続くことは日本時代なかなかなかった。
「たまにあります」

 ――フォームやボールの問題?
「セットポジションの時にうまくタイミングが合わなかったですね」

 ――ピッチャー強襲の当たりはどこに当たった?
「この辺(右の腰付近)です。捕れそうな球だったんですけど、ちょっと体勢が悪くて捕れなかったです。(問題はない?)全く、はい」

 ――サインは捕手に任せている?
「基本はキャッチャーに任せています。試合前は割と話したりしますが、基本はキャッチャー。たまに投げたい球があるときは1試合に何球か首を振って投げることが多いですね」

 ――打者の反応を見てこれを狙ってるから違う球とかはやらない?
「今はとにかくどの球種も投げられるようになってから相手に合わせて、例えばこのバッター狙ってるから違う球いこうとかできるようになると思う。今は出たサインをしっかり投げることを考えている」

 ――自分の中で次はどう修正しようというのは見えている?
「特に変わった練習はしないですけど、とにかく落ち着いてやっていくだけですね」

 ――今日の登板の中で試そうと思ったことは?
「いろいろですね」

 ――今日も含めての出来で自分の中ではどんな感覚を持っている?
「今日はあまり良くなかったですけど、前回は思ったよりよく投げられましたし。まあまあこのオープン戦の段階ではいつも通りというか、ここからちょっとずつ良くしていけたら。公式戦が始まるまでにどのボールもしっかり狙ったところに制球していけたらと思います」

 ――大谷選手と一緒に試合に出てみて。
「今日も打線が凄かったですし、とにかく自分はもっといいピッチングができるように集中していきたいです」

 ――今日の収穫は?
「初回はボール球ばかりで全然ダメでしたけど、2回の3アウト目くらいからいいボールが増えてきましたし、5失点しちゃいましたけど感覚的にはそんなにめちゃくちゃ悪いというわけではないですね。いろいろ良いところも感じられたので」

 ――マンシー選手が三塁線で捕れなかったボールは何だった?
「スプリットです。ツーシームは全部ボールだったので」

 ――スプリットで三振を4つ取ったが、スプリットの信頼度は?
「順調にちょっとずつ精度が上がってきている感じがしますね」

 ――自身が立て直せば打線は打ってくれる。
「基本あまり考え過ぎず、とにかく1イニングずつということを心がけて投げています」

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