西武・甲斐野 2度目の実戦登板 1回2K無失点 151キロツーシームで新外国人を空振り三振

2024年03月07日 17:55

野球

西武・甲斐野 2度目の実戦登板 1回2K無失点 151キロツーシームで新外国人を空振り三振
<日・西>6回、無失点に抑えた甲斐野(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【オープン戦   日本ハム7―1西武 ( 2024年3月7日    鎌ケ谷 )】 西武の甲斐野央投手(27)が3番手で6回から登板。ソフトバンクにFA移籍した山川の人的補償で加入した右腕にとって今季2度目の実戦登板も1イニングを無安打、2奪三振の好投を披露した。
 「きょうのテーマはヨーイドンの1球、初球の入りと、3人で抑えることでしたけど、うまくいきました」。

 圧巻は2死後、日本ハムの新外国人、スティーブンソンを左打席に迎えた場面だ。0―2と追い込むと内角からフロントドアで切れ込む151キロツーシームで空振り三振に斬った。「シュート成分を入れての見逃しとか、ふけて空振りをイメージしたけど…。銀さん(捕手の炭谷銀仁朗)と話し合って、見せていきたかった」。同一リーグとあり、今後も対戦機会はあるからこそ、さまざまな球種を見せれば、有利に働くと考えた。

 松井稼頭央監督も「見事ですね。最後三振を取れるところは凄し、強さも含めてよかったと思います」と評価した。

 公式戦でも終盤を任される場面は増えるが、甲斐野は「ピンチの場面でいかに最少失点で抑えるか、チームの勝ちにつなげたまま(ベンチに)帰ってくるかが今後のテーマ」と自らに言い聞かせるように話した。

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