ドジャース指揮官 二盗にタッチアップ、足で魅せた大谷「非常にアグレッシブ」「明らかに走る能力がある」

2024年03月07日 08:45

野球

ドジャース指揮官 二盗にタッチアップ、足で魅せた大谷「非常にアグレッシブ」「明らかに走る能力がある」
ドジャース・ロバーツ監督 Photo By スポニチ
 ドジャースは6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールでホワイトソックスとのオープン戦に12-9で打ち勝った。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷翔平投手(29)の走塁に言及した。
 大谷はこの日、初回無死一塁から遊撃への内野安打で出塁し一、三塁と好機を拡大。次打者・フリーマンの左犠飛で三塁走者・ベッツが生還すると、冷静な判断で二塁に進む好走塁を見せ、なおもチャンスを広げた。

 2回2死一、二塁では中前適時打を放って一、三塁にすると、フリーマンの初球ですかさず二盗。その間に三塁走者・パヘスが生還し、足で得点を呼び込んだ。

 現役時代の02、03年に2年連続40盗塁以上を記録するなど通算243盗塁の指揮官は「翔平は明らかに走る能力がある。タッチアップ、盗塁を決めたことは良い兆候だ。私は彼に基本的にアグレッシブにプレーするように伝えている。今日の彼は非常にアグレッシブだった」と足で魅せた大谷を評価した。

 続けて「今日は最初の内野安打ですらアグレッシブだった。3ボール2ストライクから詰まらされたが内野安打にした。翔平は様々な方法で相手を負かすことができる。彼の足の速さは素晴らしい」と賛辞を惜しまなかった。

 大谷の後ろを打つフリーマンも大谷の盗塁について「いつ走ってもいい。彼はカウントを気にする必要がない。彼は私にどのカウントで走るべきかか尋ねてきたがそれ(くらいの気遣い)で十分。いつでも走ってもいい」とし「100盗塁できることを祈っている」と話した。

 今キャンプでは2、3日に一度のペースで下半身や体幹を鍛えてきた大谷。リードの取り方、一歩目の出し方、姿勢など細かく調整しており、意識の高まりは明らかだ。
 
自己最多は21年の26盗塁だが、16年のエンゼルスのコーチ時代にトラウトの盗塁急増をアシストしたロン・レネキーGM特別補佐からも指導を受けた。日本選手初のトリプルスリー達成や、過去わずか5人のシーズン40本塁打以上と40盗塁以上の達成者を指す「40―40クラブ」入りも現実味を帯びる。

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