ソフトB東浜「真っすぐはいい感覚」 17年最多勝タイトルの男に復調気配

2024年03月07日 06:00

野球

ソフトB東浜「真っすぐはいい感覚」 17年最多勝タイトルの男に復調気配
<ソ・ヤ>先発した東浜(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ソフトバンク2―0ヤクルト ( 2024年3月6日    ペイペイD )】 ソフトバンク・東浜に力強い球が戻りつつある。初回、先頭の浜田に対し、直球のみの3球勝負。最後はこの夜、最速148キロで空振り三振に仕留める。初回1死、3回2死はともにオスナに左翼へ二塁打を許したものの、連打は許さない。
 「真っすぐはいい感覚だったと思います。ファウルも空振りも取れた。それが何より。(例年に比べても)いい方と思います」と手応えが口をついた。

 まだ、オープン戦初登板だ。この日はウイニングショットであるシンカーを減らし「曲がり球の確認をした」とスライダー、カットボールの割合を増やした。時折、甘くなった変化球をはじき返され4安打を許したものの、結局、三塁は踏ませなかった。4回4安打無失点。走者を背負ってから失点しないのは、持ち味でもある。

 この時期にしては間隔の空いた中9日。2月25日の練習試合(韓国・斗山)で2番手登板して以来のマウンド。「水曜日」に合わせた。問題なく、中6日で投げていけばホーム開幕2戦目となる4月3日ロッテ戦へ向かうことになりそうだ。

 「(ボールの)出力は出ていた。もう少し、球数を投げてもあれくらいの球威で押せればいい」と小久保監督も納得顔。昨季は17試合6勝7敗、防御率4・52と不本意なシーズンを送ったが、17年は16勝で最多勝のタイトルを獲得した男の復調気配は何よりの安心材料だ。 (福浦 健太郎)

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