4番・村上24年侍先制打 春先調整の課題払拭「日の丸を背負ってプレーすることは特別」

2024年03月07日 05:00

野球

4番・村上24年侍先制打 春先調整の課題払拭「日の丸を背負ってプレーすることは特別」
<日本・欧州>初回、村上は右前適時打を放つ(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン強化試合   日本5ー0欧州 ( 2024年3月6日    京セラD )】 代表の今年の初得点は4番・村上の一打だった。初回1死二、三塁。オランダ代表として、17年と昨年のWBCに出場した右腕・デブロックの151キロ直球を「来た球を打つだけ」と無心で右前に打ち返す。先制適時打。昨年3月のWBCで大谷に衝撃を受けてからちょうど1年。「負けました…。悔しい」と自信を喪失して不振に苦しんだことで「しっかりとしたビジョンを持って取り組めている」と成長につなげた。
 春先の調整を課題としているからこそ、春季キャンプ中に左臀部(でんぶ)の張りを訴えながらも強化試合出場を直訴した。11月のプレミア12を視野に「日の丸を背負ってプレーすることは特別。11月が僕たちにとって本当の大会」と言う。

WBCでは最後の3試合は5番に下げられた。今度は4番を打ち続け、主要国際大会4連覇を狙う。(神田 佑)

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