日本ハム 新外国人スティーブンソンはいつも笑顔 明るい助っ人の活躍に期待

2024年03月07日 12:48

野球

日本ハム 新外国人スティーブンソンはいつも笑顔 明るい助っ人の活躍に期待
日本ハム・スティーブンソン Photo By スポニチ
 とにかく、爽やかな笑顔が印象的だ。日本ハムの新外国人のアンドリュー・スティーブンソン外野手(29)はチームメートと会話する時も、取材に応じる時も常ににこやかで、心を奪われる。いつも笑顔でいる理由を聞くと「野球というスポーツが好きだし、それを仕事してできていから楽しいんだよ。ユニホームを着ると、僕の中の子供がいつも喜んでいるんだ」と心の中の“リトル・スティーブンソン”が楽しんでいるのだという。
 俊足と高い身体能力を生かした守備が持ち味だが、ここまでオープン戦は2試合で5打数3安打と打撃でも存在感を示し、新庄監督も「スティーブン、いいですよね」と評価を上げている。

 野球を始めたのは5歳から。ルイジアナ州立大を経て、15年のMLBドラフト2巡目(全体58位)でナショナルズから指名を受けてプロのキャリアをスタートさせた。幼少期は野球以外にもアメリカンフットボールやサッカー、マラソンなどさまざまなスポーツも経験。特にアメリカンフットボールは高校まで野球と並行して続け、攻撃型のポジション「ワイドレシーバー」として活躍。一般的に司令塔の「クォーターバック」が人気のポジションとされ、「女性人気はクォーターバックのほうが高かったのでは?」と冗談めかして問うと、「ああ、そう思うよ」と笑顔で返してくれた。

 NPBでのプレーは初めてだが、3月中のオフには3年ぶりに日本ハムに復帰したバーヘイゲンらとともに、札幌市内の量販店「コストコ」に出掛けるなど充実した時間を過ごしている様子。今季は上位打線での起用が予想される。シーズンに向け「まずは健康でいること。ちょっとずつ開幕に向けていい体をつくっていけたらいい」とここも爽やかな笑顔で語った。明るいキャラクターの新助っ人の活躍に注目だ。(記者コラム・田中 健人)

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