【侍ジャパン】継投で史上初の完全試合達成!6人のヤング侍全員お立ち台登場で球場ファンも大満足

2024年03月07日 21:47

野球

【侍ジャパン】継投で史上初の完全試合達成!6人のヤング侍全員お立ち台登場で球場ファンも大満足
侍ジャパン強化試合<欧州代表・日本代表>パーフェクトリレーをした(左から)松山、渡辺、金丸、中村、隅田、種市(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン強化試合   侍ジャパン2-0欧州代表 ( 2024年3月6日    京セラD )】 井端弘和監督(48)率いる日本代表「侍ジャパン」は7日、欧州代表との強化試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」第2戦(京セラドーム)を行い、継投による完全試合を達成しての快勝となった。
 先発の関大・金丸夢斗が2回を4奪三振の快投で発進すると、2番手の愛工大・中村優斗も自己最速157キロをマークするなど安定した内容で3者凡退。堂々の投球を披露した。アマチュアから選出された侍では、前日に青学大・西川が2安打1打点と途中出場ながらも活躍。この日は投手陣の金丸、中村も、2人で3イニングを完全投球という内容で、見事に初陣を飾った。

 その後も投手陣は完璧につなぐ。4回以降も松山(中日)、渡辺(楽天)、隅田(西武)と1人の走者も許さない。7回には中堅・西川(青学大)がダイビングキャッチで好捕し、試合を引き締めた。

 そして8回から登板した種市(ロッテ)が9回も抑え、6投手による継投での完全試合を達成。球場からも大きな拍手と歓声が巻き起こった。

 2014年の日米野球第3戦で則本―西―牧田―西野と継投して無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成して以来の快挙。継投での完全試合は侍ジャパン史上初となった。

 試合後は完全試合リレー達成のため、急きょ6投手がヒーローインタビューに呼ばれた。なかなか見られないファンにはたまらない光景で、大きな拍手も沸き起こっていた。

 ▼金丸「たくさんの人たちに見られながら自分の投球ができてよかった。(先発は)この雰囲気を楽しもうと思ってマウンドに上がった。ストレートの制球力と変化球もよかった。とても良い時間を過ごせた」

 ▼中村「金丸が良い投球をしていたので続こうと思った。最初は緊張したが、自分の投球ができた。たくさんのすごい選手から話を聞くことができたので、今後につなげたい」

 ▼松山「(前の2人に)僕も負けないようにマウンドに上がった。3者凡退に抑えられてよかった。しっかりプレミアにも選ばれるように頑張ります」

 ▼渡辺「率直にうれしいです。カットボールで相手を翻弄できた。3ボールになった瞬間はヤバいと思ったが、真っすぐで押した。この経験をシーズンにいかしたい」

 ▼隅田「自分の持ち味を出せた。意識は全くなくて、投げ終えてベンチでみんなが騒いでいたので、そこで“完全試合なんだ”と気が付きました」

 ▼種市「初回(8回)の感じが良くなかったので、人差し指を使っているイメージに変えたら、だいぶ落ちがよくなった。修正できてよかった。本当に楽しかった。一流の選手の話をたくさん聞くことができましたし、チームに戻って還元したいし、シーズンにつなげたい」

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