中日・ディカーソン「いつかはお会いしてみたかった」 敬愛する鳥山明氏に捧げるオープン戦1号

2024年03月10日 17:33

野球

中日・ディカーソン「いつかはお会いしてみたかった」 敬愛する鳥山明氏に捧げるオープン戦1号
<広・中>5回 2死 右越え本塁打を放つディカーソン(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【オープン戦   中日3―0広島 ( 2024年3月10日    マツダ )】 大のドラゴンボール好きを公言する中日のディカーソンが、鳥山明氏に捧げるオープン戦1号を放った。
 5回2死の第3打席、河野の内角カットボールを振り抜き、右翼席最前列へ。ほっとした表情でダイヤモンドを一周した。

 「ギリギリだったけど、何とかホームランになって良かった。調整期間中で、良かったり悪かったりはあるけど、だんだん良くなって来ているよ」

 幼少期に見たドラゴンボールに感激し、日本文化に興味を持った米国人助っ人。好きな技は「ベジータのファイナルフラッシュ」という生粋のマニアで、鳥山明氏が愛知県出身ということも事前に知っていたという。

 「とても悲しい。僕が日本に来て、愛知出身というのも何かの縁があるし、いつかはお会いしてみたいと思っていたんですが」

 来日後もドラゴンボールのアニメを観て、日本語習得に励んでいると言い「今、日本語を勉強するためにドラゴンボールを観たりしているので、その点でも悲しい」と表情を曇らせた。現在は「魔神ブウ編の最初の方を観ている。悟飯が野球をしているシーンがあって面白い」と熱弁。夢の対面はかなわなかったが、天国の鳥山氏へ届けとばかりに快音を響かせた。

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