東海理化が初白星 3番福本は4安打に「積極性が出た」投げては金田が大会第1号完封

2024年03月10日 12:51

野球

東海理化が初白星 3番福本は4安打に「積極性が出た」投げては金田が大会第1号完封
<スポニチ大会 日本新薬・東海理化>東海理化先発の金田(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【第78回東京スポニチ大会第2日   東海理化1―0日本新薬 ( 2024年3月10日    等々力 )】 昨夏の都市対抗で若獅子賞(新人賞)に輝いた福本綺羅外野手(20)が4打数4安打の固め打ちで、チームの今大会初白星に貢献した。
 0―0で迎えた4打席目の8回無死にも左前打で出塁し、5番・武藤健司内野手(25)の右翼線二塁打で決勝のホームイン。昨年までの1番から初体験の3番でも順応性を披露した。

 「全打席で自分の持ち味である積極性が出た。初球から振って行けました」。

 明石商卒業から3年、今季はドラフト解禁イヤーだが、過剰な意識はない。「プロを意識しすぎて力んでもダメ。自分が打ってチームが勝って、その結果として目立てばいい」と自然体を強調した。

 投げては4年目右腕の金田悠太朗投手(25)が散発5安打、無四球で大会完封一番乗りだ。

 初回無死二塁、6回無死二塁のピンチも後続を断つ粘投に「ストライク先行でゾーンに投げ込めたから打たせて取る投球ができた」と22年都市対抗予選以来、公式戦2度目の完封を振り返った。

 昨季、都市対抗で悲願の初白星を挙げると8強まで進出したチームは、今年も「台風の目」になりそうだ。

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