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水戸一・小川 悲願の聖地へ投打で圧倒 「引っ張れる存在に」7回無安打零封&3安打5打点

2024年07月13日 05:00

野球

水戸一・小川 悲願の聖地へ投打で圧倒 「引っ張れる存在に」7回無安打零封&3安打5打点
<牛久栄進・水戸一>雨の中力投する水戸一・小川(撮影・五島 佑一郎) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権茨城大会2回戦   水戸一8-1牛久栄進 ( 2024年7月12日    ノーブルホームスタジアム水戸 )】 1954年の夏以来、70年ぶりの甲子園出場を目指す水戸一は、牛久栄進との初戦で8回コールド勝ちを決めた。最速143キロのエース右腕・小川永惺(ひさと=3年)は7回を無安打無失点に抑え、打っては5回の先制左前打を含む3安打5打点。「これからも投球でも打撃でも引っ張れる存在になりたい」と決意を示した。
 今春の選抜では21世紀枠出場候補の9校に挙がっていたが、1月26日の発表で名前が呼ばれることはなかった。あと一歩に迫りながら甲子園出場の夢を逃すも、小川は「過去は過去。今を大事にして、楽しく勝てるような野球を目指しています」と前を向く。県内は常総学院や鹿島学園など強豪がひしめくが「1位にならないと意味がない。甲子園に行きたい」と力強く言った。(柳内 遼平)

 ≪ベンチ入りの岡野マネ感動≫ベンチ入りした岡野梨渚マネジャー(2年)は「うれしいの一言に尽きます。“プレーが始まれば楽しむ”の姿勢が格好よかった」と笑顔で振り返った。これまでは2人の2年生でチームを支えてきたが、2週間前に1年生が今大会後に新たにマネジャーとして入部することが決定。一塁側の内野席で応援した松崎結愛(ゆあ)マネジャー(2年)は「3人になり、もっと練習の質が向上できる」と目を輝かせた。

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