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巨人・門脇誠「なんとかチームに貢献したいという思いで、気持ちで打ちました」 走者一掃3点打

2024年07月13日 19:10

野球

巨人・門脇誠「なんとかチームに貢献したいという思いで、気持ちで打ちました」 走者一掃3点打
<巨・D>ヒーローインタビューを受ける門脇(左)とグリフィン (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―1DeNA ( 2024年7月13日    東京D )】 巨人の門脇誠内野手(23)が13日のDeNA戦(東京D)で満塁の走者を一掃する3点適時二塁打を放つなど2安打をマークし、チームの3年ぶり7連勝に大きく貢献した。
 「8番・遊撃」に入って先発出場。2―1とわずか1点リードで迎えた6回だった。

 ヘルナンデスの二塁打、岡本和の安打、大城卓の四球出塁で無死満塁。だが、岸田と若林が倒れて無死満塁が2死満塁となり、門脇に打席が回った。

 試合前の時点で打率は.216。この日も2回の第1打席は無死二塁で相手先発右腕・吉野のフォークボールに空振り三振、4回の第2打席も2死走者なしの場面で投ゴロといいところなく終わっていた。

 だが、2死満塁で回ってきた第3打席は相手2番手右腕・松本凌が1ボールから投じた2球目、高めの149キロ直球を捉えた。打球はぐんぐん伸びて右翼フェンスを直撃。満塁の走者一掃となる3点適時二塁打となった。

 ここまで打撃不振に苦しみ、スタメンを外れることも多い今季の門脇。試合後、グリフィンに続いて上がったお立ち台では「その前の打席でなかなか思うように結果が出なかったので、なんとかチームに貢献したいという思いで、気持ちで打ちました」とかみしめるように第一声。

 「もう、真っすぐ一本で。一球で決めてやるっていう思いでいきました」とし、右翼フェンス直撃打について聞かれると「そうっすね…。あの…。良かったです」としみじみ。「うれしかったです」とようやく笑みも浮かんだ。

 「チームが勢いがいいので、自分も乗り遅れないように必死に頑張っていきます」。真面目でストイックな分、悩みも深いはずだが、それを知っているスタンドの巨人ファンからは盛大な拍手と大歓声。苦しい“二年目のジンクス”を乗り越えた先にはさらなる飛躍が待っている。
 

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