オリックス・中嶋監督 拙攻拙守を嘆く「自分たちで手放したようなもん」 曽谷は力投報われず

2024年07月13日 05:45

野球

オリックス・中嶋監督 拙攻拙守を嘆く「自分たちで手放したようなもん」 曽谷は力投報われず
<ロ・オ>7回途中で降板する先発の曽谷(左)(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス0-1ロッテ ( 2024年7月12日    ZOZOマリン )】 オリックスは今季11度目の零敗を喫し、7月6試合目で初黒星。連勝が5で止まり、中嶋監督は「せっかく流れが来てるのかなってところで、自分たちで手放したようなもんなんで」と、相次いだ拙攻拙守を残念がった。
 打線が2度の満塁機をつくるなど再三走者こそ出すも、計12残塁。先発・曽谷が4回に献上した唯一の失点も、2死走者なしから西川が平凡な左翼への飛球を落球したところから始まったものだった。

 4月28日以来の貯金生活とはならず、ロッテに対しては同一リーグの中で最も勝率の低い2勝8敗1分け。ソフトバンクが勝利したため自力での優勝の可能性が再び消滅したが、指揮官は「普通に守って普通にやっていればいいところ。言いたいことはたくさんありますけど、ミスも全てこっち(首脳陣)が悪いんですから。また切り替えてやります」と選手の背中を押した。
(阪井 日向)

 ≪援護に恵まれず…≫曽谷は6回2/3を5安打1失点の力投も、援護に恵まれず4敗目。4回2死二塁では高部の一塁方向への打球でベースカバーが若干遅れてセーフとなり、生還を狙った二塁走者を刺そうとした本塁への送球もやや乱れて決勝点(記録は一塁適時内野安打)を献上した。「スタートがちょっと遅れてしまった部分もあった。自分のミスですね」。それでも5試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)とした2年目左腕を、中嶋監督も「問題ないです。野手のせいなんで」とかばった。

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