自由ケ丘は無念のコールド負け 駅伝部コーチとして都大路も経験した西尾監督「9イニングしたかった」

2024年07月13日 19:59

野球

自由ケ丘は無念のコールド負け 駅伝部コーチとして都大路も経験した西尾監督「9イニングしたかった」
<西日本短大付・自由ケ丘>コールド負けを喫し、思わず天を仰ぐ自由ケ丘の西尾監督(右奥)(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 【第106回高校野球福岡大会5回戦   自由ケ丘2―9西日本短大付 ( 2024年7月13日    久留米 )】 7回。コールド負けを決まる走者がホームに戻ってくると、自由ケ丘の西尾竜馬監督は思わず天を仰いだ。昨夏に18年以来、監督に復帰してから初めて練習試合をした相手が西日本短大付だった。
 「西村さんにおかえりって(言っていただいた)。出来ればもうちょっと成長して9イニングをしたかったですね」

 現役時代は松山商の選手としてプレー。惜しくもベンチ入りはできなかったが96年夏の日本一を経験した。九国大の助監督や九州国際大付では若生正広監督のもとでコーチを務めて甲子園にも出場した。自由ケ丘野球部監督の後は駅伝部のコーチとして全国高校駅伝の舞台にも立った。「駅伝の先生は練習では厳しいですけど、試合では押し上げるような声かけをする。声の届け方は勉強になった」と財産になっている。

 西尾監督の長男は東筑でレギュラーを張っている光凱(こうが=3年)だ。東筑はあす14日に5回戦を戦う。応援にも?という声には「息子の応援の前に新チームも始まります。我が子も確かに気になりますけど。大事な1、2年生を保護者にしては大事な時間を預からせていただいているので。なかなか親に戻れない」と苦笑い。自宅ではトスを上げたり一緒に練習をする時間を大切にしている。

おすすめテーマ

2024年07月13日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム