広島・新井監督 ベンチで「予感」が走った石原劇弾「スライダーをホームラン打ってくれないかと…」

2024年07月13日 18:58

野球

広島・新井監督 ベンチで「予感」が走った石原劇弾「スライダーをホームラン打ってくれないかと…」
<広・ヤ>サヨナラ勝利を喜ぶ新井監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島1ー0ヤクルト ( 2024年7月13日    マツダ )】 広島は延長11回、石原のサヨナラ本塁打で白熱の投手戦を制した。以下は新井監督との一問一答。
 ―素晴らしいゲーム。
 「もう最高ですね。ちょうど(藤井)ヘッドと、コイシ(石原)スライダーをホームラン打ってくれないかなと、ちょうど2人で話していたところ、パカーンと打ったので。本当に見事なホームランでしたね」

 ―思い切りのいい一振りで決めた。
 「彼のバッティングを見ていると力みがない。今日も、こういう切羽詰まったゲームだったけど、延長で。軽く振り抜いているような、そんなホームランでした」

 ―投手陣も粘ってつないだ。
 「本当に、いつもいつもピッチャーが頑張ってくれるんで。大地も、今日はそんなに調子がいい方ではなかったと思うけど、そこで点を取られずに、ゼロで抑えてくれましたし、今日もナイスピッチングでした。後にいったブルペン陣も本当に素晴らしいピッチングだったと思います。チャンスでキク(菊池)もドウ(堂林)も、あと野間も完璧に捉えた当たりが正面にいってしまって、すごく嫌な感じだったんですけど、それをブルペンのピッチャーが断ち切ってくれたと思います」

 ―ベンチに残っていたのは松山選手と中村奨選手。動きに動いた。
 「なかなか膠着状態でしたし、またチャンスでいい当たりが正面を突くというのがすごく多かったので、どんどん動いていかないといけないなと思ってはいたんですけどね」

 ―若い力でもぎとった今季2度目のサヨナラ。
 「今日もカープらしい全員野球で、素晴らしい日だったと思います。また超満員のお客さんを、サヨナラ勝ちで喜んでいただけることができて、最高の一日になったと思います」

 ―去年まで石原は悔しいシーズンを送っていたが、今季は先発マスクが多い。
 「これは彼が今つかんでいる出番なので。去年は出番がなくて、一軍の出場はなかったでしょ。キャンプ前の全員にレポート書いてもらったんで。今年にかける彼の意気込みがすごく伝わってきたので。打つ方もそうだけど、守る方もね、素晴らしいと思います」

 ―連敗中で僅差の負けが多かったが、昨日今日と僅差をものにした。
 「そうよね。連敗中っていうのは、やっぱり全員がちょっと調子が停滞気味になっていたんだけど、それが小園もね、ここ数試合前から上がって来ているし。自分たちが今年やっている野球というのが、また連敗が止まって。そういう野球で連勝できたので、すごくいい雰囲気になってくると思いますね。ピッチャー中心で守って、ロースコアのゲームを何とか勝ちきるっていうね。昨日も今日もそういうゲームだったので、いいと思いますね」

おすすめテーマ

2024年07月13日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム