【甲子園】今夏初登板の智弁学園1年生左腕・杉本 大舞台にも「緊張はなかった」「2年ある」成長誓う

2024年08月19日 15:50

野球

【甲子園】今夏初登板の智弁学園1年生左腕・杉本 大舞台にも「緊張はなかった」「2年ある」成長誓う
<京都国際・智弁学園>先発する智弁学園・杉本(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   智弁学園0-4京都国際 ( 2024年8月19日    甲子園 )】 智弁学園(奈良)は京都国際に敗れ、3年ぶりの4強進出を逃した。
 先発に抜擢された背番号18の1年生左腕・杉本真滉は3回途中まで3安打無失点と大舞台でも動じなかった。

 春季大会こそ登板はあるものの奈良大会を通じ、今夏初の公式戦登板が甲子園の準々決勝。先発は前の試合、3回戦・小松大谷戦後すぐ言い渡されたそうで「驚きましたけど、先輩たちの思いもあるので、自分の力を全力で出すだけだと思って挑みました」と全力投球を心がけた。

 前日は「眠れました」といい、いざマウンドにあがっても「そんな緊張っていうのはなかったんで、もう思いっきり行きましたね」と強心臓ぶりを発揮。立ち上がりは1死から中前打を許したが、次打者のライナー性の打球を二塁手・今井が好捕。2死一塁では捕手・山崎が二盗を刺し、守りで救われた。

 3回1死一、二塁のピンチで2番手・浅井に後を託したが、甲子園のマウンドに立ち「もうすごくいい経験を先輩たちにさせてもらったので、今後、まだ2年あるので。それにつなげて、この悔しい思いを次につなげていきたいと思います」とさらなるレベルアップを誓った。

 そして、「西村さんみたいなピッチャーに今後なっていきたいと思っています」と同校OB・西村王雅(東芝)の名前を挙げ、成長を約束した。

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