吉川尚輝 巨人惨敗も今季初の2戦連続猛打賞で7試合連続安打に 初回は牧と交錯して痛む場面も

2024年09月08日 17:31

野球

吉川尚輝 巨人惨敗も今季初の2戦連続猛打賞で7試合連続安打に 初回は牧と交錯して痛む場面も
<巨・D20>初回、安打を放つ吉川(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―8DeNA ( 2024年9月8日    東京D )】 巨人の吉川尚輝内野手(29)が8日のDeNA戦(東京D)で「2番・二塁」に入って先発出場。8失点零敗という惨敗のなかで2試合連続猛打賞となる3安打を放って7試合連続安打と気を吐いた。
 相手先発右腕・吉野に対し、初回の第1打席で低めカーブを中前打とすると、3回の第2打席は内角高めの148キロ直球を左前打に。

 5回の第3打席では内角カットボールを右前に弾き返して3打席連続安打とし、4安打を放った前日7日の同戦に続いて2試合連続猛打賞をマークした。

 3打席で同じ投手の違う球種を3方向に打ち分ける見事な打席内容だった。

 3番手右腕・ウィックとの対戦となった8回の第4打席は二ゴロに打ち取られ、4打数3安打。初回の二塁守備では二塁打を放った牧のスライディングした左足が二塁ベースに当たって滑り、吉川の左足首付近と衝突。吉川が痛みに顔をゆがめてトレーナーが駆け付け、牧と遊撃手の中山が心配そうに見守るというヒヤリとさせるシーンもあったがプレーを続行し、その後に放った3安打だった。

 吉川はチームが延長12回の2死からオコエのサヨナラ弾で劇的勝利を飾った前日7日の同戦では二塁打2本を含む4安打を放ち、今季7度目の猛打賞。再三の好守もあり、首位キープに貢献した。

 3安打を放ったこの日は今季初の2試合連続、8度目の猛打賞。8月31日の阪神戦(甲子園)から7試合連続安打とし、その間の打率は.467(30打数14安打)となっている。

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