巨人・杉内コーチ 初回KOに無念“6人目の男”決まらず メンデスは「かなりショック受けてた」

2024年09月08日 19:05

野球

巨人・杉内コーチ 初回KOに無念“6人目の男”決まらず メンデスは「かなりショック受けてた」
巨人・杉内コーチ Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―8DeNA ( 2024年9月8日    東京D )】 巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(43)は試合後、初回に1死しか取れず4失点(自責2)KOされたメンデスの2軍再調整を明かしつつ、無念の表情だった。
 「いやー、残念でしたね」と切り出すと、課題について「やっぱり四球ですよね。打たれる分には仕方ないんでね、相手もプロなんで。うーん。期待してたんですけどもね。ブルペンでもキャッチボールも凄い良くて気合入ってるな、と思ったんですけど。ちょっと空回りしたんですかね。どうなんだろう。ちょっと分からないですけど」と続けた。

 メンデスは開幕5戦目となった4月3日の中日戦(バンテリンD)で今季初登板初先発するも4四球と制球に苦しみ、4回4安打4失点KO。「キャッチャーは配球にならないから」(阿部監督)「ちょっとあれは」(杉内投手チーフコーチ)と即座に2軍調整が決まり、翌4日に出場選手登録抹消となった。

 この日はそれ以来、158日ぶりの1軍マウンド。だが、課題の制球難をまたも露呈して1死しか取れず。自身のけん制悪送球もあり、初回2安打3四球で4失点(自責2)KOされた。

 メンデスは試合中に球団広報を通じて「先発としてゲームをつくれず、すみません」と短いコメントを出したが、「いやいや、かなりショック受けてたんで、なかなかしゃべれなかったんですけど」と杉内コーチ。「また2軍でやってきてもらいますし、もう一回気持ちを切らさずに最後までやってきてほしいなと思いますね」と来日2年目左腕を思いやった。

 また、初回1死から緊急登板となった2番手右腕・赤星は難しいマウンドで4回2/3を3安打1失点と好投。「ね、難しい場面から投げてもらったんですけど、5回、うん」と労い、「平内と泉も…泉は点取られましたけどね、なんとか試合を終わることができたのでね」と力投したリリーフ陣に感謝した。

 なかなか決まらない先発投手“6人目の男”。「そうですね、出てきてくれたらいいんですけども、今から急に出てくるのはなかなか難しいんでね。今いるメンバーでやりくりしながらっていうのはあるかもしれないですね」とし、赤星については「まぁ、そうですね。抑えはしますからね、投げたら。試合壊さずに頑張ってくれましたし。ただ先発かどうかは分からないので」と明言はしなかった。

 そして、再び登録抹消となるメンデスが抜ける分、空いた枠に新たな投手を呼ぶかどうかについては「呼ぶ可能性も全然ありますね。月曜、呼ばないといけないですよね、誰かね。分からない、まだ決まってないです」とし、「みんながみんな詰めちゃうと、どっちにしろ月曜日の試合って詰められないのかな?詰めようと思ったら詰められるけど、相性とかも考えて決めてるから、うーん。2軍の選手でまかなった方がいいかなってのもありますし、うーん、まだ分からないですね」と通常中6日で回している先発投手の中4日、中5日登板の可能性も含めて未定であることを強調していた。

おすすめテーマ

野球の2024年09月08日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム