TBS井上貴博アナ 男性アナフリー転身報道に「正直ざわざわ。気がつくとネット記事を読みあさっている」

2024年01月20日 15:43

芸能

TBS井上貴博アナ 男性アナフリー転身報道に「正直ざわざわ。気がつくとネット記事を読みあさっている」
TBS・井上貴博アナウンサー Photo By スポニチ
 TBS井上貴博アナウンサー(39)が20日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜後2・00)に出演。日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(52)、NHKの青井実アナウンサー(43)と男性アナウンサーがフリーに転向する話題が相次いでいることについて言及した。
 井上アナは最近、役所広司主演の「PERFECT DAYS」を鑑賞したことを告白。同作は東京・渋谷にある公衆トイレの清掃員の淡々とした日常を描いた作品で、役所が台詞(せりふ)の少ない清掃員の主人公・平山を見事に演じきっている。

 井上アナは「平山を見ていて、確実に自分で自分の物差しをもっている方なんだ。俺の幸せは自分で決めますよという気がしてきて、途中からうらやましくなってきた。自分はどうだろう。他人からの評価に右往左往してしまっている」と気づいたという。

 アナウンサーという仕事について「局アナという仕事も他人から評価してもらって、他人からオファーをもらって初めて自分の価値を出せる仕事だと思う」と説明。「16年くらいこの仕事をやらせてもらって自分の物差しはもちろんあるけど、それがどこかで邪魔になる。他人からの評価の方が大事じゃないか。自分の物差しなんてどうでもいいやって無意識のうちになっている。そこで結果を出せるかで自分の評価が決まるとどこかに染みついちゃっている。自分の物差しはいつからか引き出しの奥にしまっている」とした。

 さらに「これが普段悪いとも思っていなくて。自分が幸せか、みたいな問いをされると、その感情は邪魔だから奥の方にしまってるんですよねってなっている。幸せなんですけど、尺度が自分の中で見当たらないので見て見ぬふりをしている。被災地取材をさせていただいて、日常の当たり前というか、当たり前の尊さというか、何事にも感謝が足りなかったなと思った」と説明した。その上で「最近男性アナウンサーがフリーに転身する報道が相次いで出て、夕方の私がやっている番組の時間帯が4月からが大改編するんですね。そういうので周りからいろんな声が入ってきて、正直ざわざわする。気がつくと関連するネット記事を読みあさっているんですよ(笑い)書き込みも全部見て。それに全部返信しようかなと思うくらいの」と苦笑いで明かした。

 「これって自分の物差しをしっかり持っている方からすると、別にそんなどうでもいいじゃんと思える。私は引き出しの奥にしまっちゃってるからやっぱり気になるわけですよ。そわそわするし。他人の評価はどうなんだろうって。これはリスナーの方で、どの職業をされている方でも少なからずこの気持ちはあるんじゃないかなと思って。今からすぐ自分の物差しを持てますかって言われると、私は多分無理です。でも、平山要素を何か自分の中に取り込みたいなと思った」と話した。

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