「ブギウギ」脚本家・足立紳氏　「少し逃げ腰」も脚本の決め手は妻との約束「執筆の期間私は…」

2024年01月20日 15:20

芸能

「ブギウギ」脚本家・足立紳氏　「少し逃げ腰」も脚本の決め手は妻との約束「執筆の期間私は…」 — NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で脚本を務める足立紳氏 Photo By スポニチ

　TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO　ナイツのちゃきちゃき大放送」（土曜前9・00）に、NHK連続ドラマ小説「ブギウギ」の脚本を手がけた脚本家の足立紳さん（51）がゲスト出演。脚本を引き受けた理由を決め手を明かした。

　21年の秋、「朝ドラやりませんか」と足立さんにNHKから誘いの電話が。自称怠け者の足立さんは「朝ドラをやるとものすごく忙しくなることが予想ついたので、少し逃げ腰で」とあまり乗り気ではなかったという。

　「それまでがあまりにも忙しくない生活をしてきたので…。あと、朝ドラを全く見たことがなかった」と告白。足立さんから相談を受けた妻の晃子さんは、するどい勘で足立さんが断りを入れると予想し、「朝ドラの執筆の期間私はあなたに怒らない」と約束。その約束があるなら「やってみる」と朝ドラ脚本を決断したと単純な決め手を明かし、スタジオは大爆笑。

　晃子さんの言葉に「すごくうれしかったですし、僕は夫婦仲良くしたいと思っているので、仲良くできるのならやるよ」と即答したと振り返った。

　ところが、「2週間ほどでその約束は破られた」と暴露。

　22年の春頃から執筆を始め、映画撮影も重なっていたため、多忙な生活に。家事や育児がおろそかになり、妻の逆鱗（げきりん）に触れてしまったと原因を説明。

　「あんたが朝ドラでいい気になってるのが見え隠れする」と言いがかりをつけられたと嘆きながらも、「国会図書館に晃子さんと一緒に通いまくって、文献読んだり資料の映像を見たりして勉強しましたね」と夫婦二人三脚で朝の楽しみを届けることができたと感謝した。