杉村太蔵 自民・政治刷新本部に「実態解明をちゃんとしっかりしろと」派閥存廃議論は「論点ずらし」

2024年01月20日 13:44

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杉村太蔵 自民・政治刷新本部に「実態解明をちゃんとしっかりしろと」派閥存廃議論は「論点ずらし」
杉村太蔵 Photo By スポニチ
 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(44)が、20日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に言及した。
 自民党は今回の問題を受け、岸田文雄首相直属の「政治刷新本部」を立ち上げた。17日には外部有識者を呼んで意見を聞き、29日に集中審議を開く方針を示した。

 杉村は「我々が自民党に要求しなきゃいけないのは、刷新の前に実態解明をちゃんとしっかりしろと。裏金を何に使ったのよと。その裏金、地元の選挙区に行ってバラまいたんじゃないかと。これ、公選法違反ですよ。公選法違反を繰り返して自民党は選挙に勝ってきたんじゃないかってその疑念があるわけですよ」と刷新よりも裏金の実態解明が先なのではと訴えた。

 だからこそ「第三者委員会を作って、この裏金が何に使われたのか調査報告書にまとめて、日大もビッグモーターもね、ジャニーズも第三者委員会作ってるじゃないですか。調査報告書を出して初めて彼ら(自民党)に“こう改革します”って権利がある。今、彼らに“こう変わる”って言う権利がどこにあるのかと思います」と実態解明せずに改革などあり得ないと言い切った。

 杉村は「だって自分たちで自分たちを調べることはできないでしょってのが、世間一般の考え方」ときっぱり。「弁護士、公認会計士とか専門家が入って徹底的に議員に質問して、“捜査中につきコメントできません”って言ってる人をとことん出せばいいんですよ」と第三者に徹底的に調査して欲しいと繰り返した。

 金子恵美氏がすでに政治刷新本部に専門家が入っていることを指摘しても杉村は「彼らは改革についてでしょ?実態解明。裏金を何に使ったか究明するチームでない」と断言した。

 さらに、派閥存続派の麻生太郎氏と派閥撤廃派の菅義偉氏の対立構造になるという声にも「麻生VS菅みたいなのは、完全に国民の関心をそっちに持って行って、本来追及しなきゃいけないところの論点をずらしてる」と痛烈に批判した。

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