【王将戦】菅井八段 2日制「間隔が分かってきた」 第1局もタイムマネジメントは上回る

2024年01月20日 04:30

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【王将戦】菅井八段 2日制「間隔が分かってきた」 第1局もタイムマネジメントは上回る
会場の大幸園で記念撮影に臨む菅井八段(左)と藤井王将(撮影・大城 有生希、西尾 大助、光山 貴大、藤山 由理) Photo By スポニチ
 激闘の開幕局を落とした菅井は「第2日の難しい局面で形勢を悲観していた。それがミスにつながった」と冷静に振り返った。
 相穴熊の持久戦で飛車を犠牲に鋭い踏み込みを見せながら、藤井の絶妙な攻防手を読み抜けた無念の黒星を淡々と分析する。「第2局ではそのあたりを修正して臨みます」。

 一方で武器でもある振り飛車の迫力は十分に見せつけた。考慮時間の使い方がその一例。藤井が残り10分を切った最終盤で、菅井には1時間20分の貯金があった。18年の王位戦以来、5年半ぶりの2日制とあり「やってみなければ分からないところもあった」と明かしたにもかかわらず、タイムマネジメントでは確かに上回った。

 第2局を迎えるにあたっては「感覚が分かってきました」とも言う。現時点で隙が全く見当たらない絶対王者を倒すには、時間差で優位を得るのも立派な策だ。さて今局はどうなる。「あす(20日)は間違いなく対抗型(笑い)。精いっぱい頑張ります」と力強いコメントで締めた。

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