松本人志の同期ハイヒールリンゴが私見「違和感がある」「文春が言ったことが…」モラルの変化も
2024年01月20日 17:00
芸能
数え切れないほどの有名芸人を生み続ける吉本興業のNSC記念すべき1期生同士。それだけに、松本に対する思いも強い。「お笑いの宝ですよね。今の笑いのベースをつくった人。特に3~4期生くらいから後の子はダウンタウンにあこがれて入ってきた子がほとんど」と、その影響力の凄まじさを身をもって知っている。また、いつも側から見ていたダウンタウンは若い頃から芸も一級品だった。「新人の頃は荒削りだったかもしれないけど、その漫才を見て“もう漫才やめようと思った”という先輩もいたくらい」と、有名な島田紳助さんのエピソードも語った。
その松本がテレビの世界からしばらくいなくなってしまう喪失感。番組のMCを担当するフリーアナウンサー石井亮次の言葉を借りて「余人をもって代えがたい」と表現した。
一方で、今回の件で心にしみたのは他番組で共演した識者の言葉。「法律はさかのぼらないが、モラルはさかのぼって裁かれる時代になった」。時代が変わっても認められないということが往々にして出てきている、という感想を強く持っている。
思い起こすのは10数年前に数多くの冠番組を務めていた歌手のやしきたかじんさん。「スタジオでたばこを吸って、ワインを飲みながら番組をしていたけど、何も問題にはならなかった。当時は大丈夫だったけど、その映像が今流れることはない。それがモラルはさかのぼるということなのかも」と話した。世間が求めるモラルに対して芸能人がどう対応していけばいいのか、答えを探している様子だった。