日テレ「新空港占拠」プロデューサー語る② トラウマ克服した武蔵を演じる櫻井翔 あの〝口癖〟秘話も

2024年02月06日 07:00

芸能

日テレ「新空港占拠」プロデューサー語る② トラウマ克服した武蔵を演じる櫻井翔 あの〝口癖〟秘話も
今作では自信に満ちあふれた武蔵三郎を演じる櫻井翔(日本テレビ提供) Photo By 提供写真
 嵐の櫻井翔(42)が日本テレビドラマ「新空港占拠」(土曜後10・00)で前作「大病院占拠」に続き、圧倒的な推理力と行動力を持つ刑事・武蔵三郎を好演している。獣の仮面の武装集団が空港を占拠する事件に立ち向かう役どころだ。
 前作では武蔵が事件解決を通して、過去に人を撃ち命を奪ってしまったトラウマを克服することが一つの軸だった。プロデューサーの尾上貴洋氏は、今作の事件に立ち向かうモチベーションを櫻井と話し「自分が狙われた理由に疑問を持つ」という大きな縦軸を据えた。前作に登場しなかった姉が登場し事件に関わってくる。

 櫻井は前作で、人を助けることにおびえがある武蔵を繊細に表現。尾上氏は「今作は“できる刑事”として本来の能力を発揮。おびえが消えて自信がある様子を顕著に演じてくれています」とその演技に信頼を寄せた。

 今作でもおなじみのせりふ「うそだろ!」は盛り上がりポイント。尾上氏は「当初から口癖はつくりたくて、櫻井さんの持つ冷静さが反映された客観的視点の一番自然な言葉を考えた」と誕生秘話を明かした。一方で「(口癖の)お約束を裏切ってみたい気持ちも。楽しみにしていただければ」とまさかの“うそだろ”展開の可能性も示唆した。(続く)

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