ふかわりょう 芦原妃名子さん“最後の原作”と向き合う必要性説く「誤解して踏みにじっている」

2024年02月06日 22:15

芸能

ふかわりょう 芦原妃名子さん“最後の原作”と向き合う必要性説く「誤解して踏みにじっている」
ふかわりょう Photo By スポニチ
 お笑いタレントふかわりょう(49)がMCを務める6日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演。昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことについて、自らの考えを述べた。
 芦原さんは、昨年10月期にドラマ化された漫画「セクシー田中さん」の作者。1月29日、栃木県内で死亡しているのが見つかった。1月26日にSNSで「…田中さん」のドラマ脚本を巡るトラブルを公表したばかりだった。芦原さんは死去前、投稿を削除した上で「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と書き込んでいた。

 番組では原作者と脚本家の関係性について議論。その中でふかわは「原作を尊重すべきという議論も大切。だけど私はどうしても引っかかってしまうのが、この話題に着地してしまうと、妃名子さんの死が“不満による死”ということになってしまう。私はそれは避けたいなと個人的には思います」と力強く話し始めた。

 「というのも、最後に残されたXの中では『誰かを攻撃したかったわけじゃない』とう趣旨の言葉が残っていた。ある意味それは(芦原さんの)最後の“原作”だと思う。そのフレーズが残っているにもかかわらず、我々が原作に忠実な作品じゃなかったという不満による死として片付けるのが、一番あの死を無駄にし、誤解して原作を踏みにじっていると思う」と熱のこもった言葉を続けたふかわ。「私は最後の(Xに残された)言葉と向き合うことが大事だなと思う」と、議論が芦原さんが望んでいた方向とは違う方向に進むことを危惧していた。

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