藤井聡太王将 2年連続賞金1位!28年ぶり羽生九段超え、史上最高額1億8634万円

2024年02月06日 04:45

芸能

藤井聡太王将 2年連続賞金1位!28年ぶり羽生九段超え、史上最高額1億8634万円
藤井聡太8冠
 日本将棋連盟は5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表し、全8タイトルを保持する藤井聡太王将(21)が1億8634万円で2年連続の1位に輝いた。これまでの最高額は羽生善治・現九段が1995年に獲得した1億6597万円。藤井は羽生の記録を28年ぶりに更新した。
 5冠だった一昨年(22年)に1億2205万円を稼いだ藤井は昨年、保持している5タイトル全てを危なげなく防衛しただけでなく、3月に棋王、6月に名人、10月に王座をいずれも初奪取。一般棋戦では2月にNHK杯と朝日杯で優勝、11月には日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)を連覇するなど、約6400万円を上積みした。

 このほかにも連盟からの諸手当やイベント出演料、解説などの収入がある。広告契約も6社と締結しているため、実際の収入は2億円を超えるとみられる。

 あす7日からは東京都立川市で開催される第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第4局に臨む。菅井竜也八段(31)とのシリーズ成績は3勝0敗で、3連覇に王手をかけている。10日には4強に進出中の第17回朝日杯に出場。こちらは2年連続5回目の優勝を狙う。

 なお女流棋士の1位は西山朋佳女流4冠(28)=白玲、女王、女流名人、女流王将。金額は例年同様非公開だった。


 ≪羽生九段5位浮上≫ 22年はトップ10から陥落していた羽生善治九段(53)が2604万円で5位に入った。1~3月の第72期ALSOK杯王将戦では藤井に2勝4敗で敗退したものの大熱戦を演じ、11月には新棋戦の達人戦を制するなど、充実の一年だった。今王将戦で藤井に挑戦中の菅井は1959万円で7位。3年連続の10傑入りを果たした。

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