金爆・鬼龍院翔 批判を受け「生成AI」で作った楽曲ジャケット差し替え 「法的に問題なし」も決断

2024年03月21日 09:52

芸能

金爆・鬼龍院翔 批判を受け「生成AI」で作った楽曲ジャケット差し替え 「法的に問題なし」も決断
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔 Photo By スポニチ
 4人組バンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔(39)が、21日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。今月18日に配信を開始した「配信者に便利な歌抜きBGM集」のビジュアルについて、訂正したと発表した。
 同BGM集は「ゴールデンボンバー」の楽曲のオフボーカル版。「ゴールデンボンバーの曲だとはバレづらくした」と説明し、ネットの配信者が自由に使えるようにと思いを込めたものだった。

 このBGM集のビジュアルについて、当初は生成AIによってつくられたものを使用していたが、一部から「画像生成AIの絵を使うべきではない」などと批判の声が上がったという。

 これらの声を受け、鬼龍院は「法律や規約上で問題がないかを事前に調べてもらい問題はないとのことだったので使用したのですが、ご意見をいただくということは2024年の現段階ではまだ議論の余地があると受け取り、現時点では差し替えておこうということになりました」と、差し替えたことを発表した。

 続けて「いただいたご意見の中で“あなた自身もクリエイターなんだから使うべきではない、あなたの楽曲が音楽生成AIの学習に使われたら嫌ですよね?”というご意見を多数いただいたのですが、一個人の考えではありますが僕は全然良いです」と主張。「全然AI学習に使われて似ている曲が他の人の手によって出来たとしても、それは僕も同じことで、今までの人生の中で聴いてきた音楽を学習して似ている曲を作っているに過ぎないと思っていますし、複数の影響を受けることによって新しい物が生まれることがこの世の中には沢山あると考えているからです」と私見を述べ、「AIに学習されたとしても、僕の楽曲が消えてしまうわけではなくこの世に存在し続けるし、僕自身は学習されて全然良いと思っています」と自身の思いを告白。

 その上で、「しかし、これは一個人である僕だけの感覚であって、他のクリエイターさん皆が現在そう思っているわけではないと思ったので、今回絵を差し替えるという結論になりました」と、今回の対処に至った経緯を説明。「法律や規約的に問題が無かろうと、現状で議論の余地がありそうなものに関しては今後は慎重に接していこうと思います、貴重なご意見をありがとうございました」と呼びかけた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月21日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム