大谷翔平の水原通訳解雇 為末大氏が「若いアスリートへ」メッセージ 注意すべき4点「田舎で育つと…」

2024年03月21日 12:02

芸能

大谷翔平の水原通訳解雇 為末大氏が「若いアスリートへ」メッセージ 注意すべき4点「田舎で育つと…」
元陸上選手の為末大氏 Photo By スポニチ
 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者で世界選手権で2度メダルを獲得した為末大氏(45)が21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャースの大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)が「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたことを受け、アスリートへ注意を呼びかけた。
 水原通訳を巡っては「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたと、21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズやスポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアが報じた。報道を受け、球団は「ドジャースはメディアの報道を認識しており、チームは通訳の水原一平氏を解雇したことを認めます。現時点でそれ以上のコメントはありません」と声明を発表した。

 為末氏は「今回の大谷さんの話とは関係なく(いやないこともないですが)ですが、ふと思ったので」と書き出し、アスリートへのメッセージを長文で投稿した。

 為末氏は「一般的に、アスリートが有名になり始める年齢は18-24歳あたりで、そこで以下のようなことが起こります」として、「先輩や昔の同級生が保険を売りにきたり、お金を貸して欲しいとお願いされる」「いろんな人を紹介される。その中にグレーゾーンの人が混ざっていることもある。紹介する人は先輩だったりするのでややこしい」「マネジメント事務所から連絡がある」「会社を作る必要が出てきた場合、よくわからないまま株主の比率が決まる」の4点を列挙した。

 続けて「田舎で育った場合のアスリートは、昔と同じように素直に生きているといいように転がされてしまいます。それで傷ついた人は今度は警戒心が強くなり、とにかく知っている数人だけで固めようとしますが、それはそれで身内と近くなりすぎて問題が起きたりします」と解説し、「難しいのはそれが競技に集中している時であり、さらに20代の経験がない若い時にやってくる点です。相談しようにも、スポーツの中にそんな経験がある人も少ないです。言いにくいことも多い」と吐露。

 「最近は少しマシになっていると思いますが、それでもやっぱりちらほら困っている話を聞き、なんとかできないだろうかと考えています」と、自身にできることはないかと思いを巡らせた。

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