“推定無罪”でも水原通訳を即解雇…清原博弁護士、球団の判断に私見「ギャンブル認めている以上は…」
2024年03月21日 17:00
芸能
各州で法律が異なる米国で、スポーツ賭博については約40州で合法だが、ドジャースや大谷の古巣エンゼルスが拠点とするカリフォルニア州では違法になっている。報道時点で水原氏は刑事訴追されていないが、球団が解雇に踏み切ったことについて、東国原英夫氏からは「アメリカでは推定無罪が重要視されると思いますが、なぜこの段階で解雇にしてしまったのか?」と疑問が上がった。
この質問に、清原氏は「推定無罪という刑罰の問題とは違うと思う」と回答した。水原氏は賭博自体は認めているものの、「違法と認識していなかった」と語ったとされる。清原氏は「メジャーリーグの規約だと、野球以外の賭博だと、違法なスポーツ賭博を禁じているという規約があるわけです。客観的に見れば違法なスポーツ賭博を水原さんがしている以上は、ご本人が合法だと認識されているけども、単に法律を知らなかったというだけでは通らないのが普通」と厳しい見解。その上で、「(水原氏が)客観的にギャンブルを認めている以上は、規約違反ということで解雇という処分に至ったのは、別段、問題ないと思っています」と、球団の判断に理解を示した。