【どうなる松本VS文春(5)】文春のけん制に“ヤメ検”のけん制返し 西山弁護士が今後の展開占う
2024年03月30日 04:45
芸能
これに対し、田代氏は個人情報の提示を求めた。西山氏は「氏名やLINEアカウントは確かに把握しなければ、松本さんに確認しようがない」とした上で「住所や生年月日などは完全な個人情報。ここまで求めたことで“回答を求めるんだったら、まずそちらが回答してください”とけん制し返した」と指摘。田代氏は検事から弁護士に転身した“ヤメ検”。検事は取り調べの際に相手に反論を言わせてから、矛盾点を突いていく手法を使うことが多い。西山氏は「ヤメ検の田代弁護士らしいやり方」と話した。
次回は6月5日に争点を整理する「弁論準備」が非公開のウェブ会議で行われる予定。西山氏によると、次に法廷で直接対決するのは、年明けとみられる本人や証人への尋問になる。関係者は「裁判が始まり、松本さんは身の潔白を証明する思いがさらに強くなったようです」と語った。