「ふてほど」市郎“炙り〆鯖200個”再び!ネット爆笑「誤操作じゃなく」初回令和→最終回昭和ロングパス

2024年03月30日 19:30

芸能

「ふてほど」市郎“炙り〆鯖200個”再び!ネット爆笑「誤操作じゃなく」初回令和→最終回昭和ロングパス
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」最終回(第10話)。昭和に戻り、職場復帰した小川市郎(阿部サダヲ)は歓迎会に参加したものの…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務め、1月クール最大の話題作となったTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は29日、15分拡大で最終回(第10話)を迎え、完結した。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の宮藤氏&阿部&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプライアンス社会に一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、インターネット上で大反響を巻き起こした。

 最終回は「アップデートしなきゃダメですか?」。タイムマシンバスの運行も残り1往復。小川市郎(阿部サダヲ)は犬島渚(仲里依紗)を連れ、ついに昭和に戻った。しかし、令和に馴染んだ市郎の内面もまた変化し、アップデート。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、自分たちの未来に思いを巡らし…という展開。

 半年ぶりに職場復帰した市郎の歓迎会。居酒屋の店員は「喜び勇んで!」と威勢だけはいい。教頭の佐伯(宍戸開)や同僚の同調圧力やセクハラに我慢ならず、市郎は「気持ちわりぃ」「オレは、帰る!」。ようやく注文を取りに来た店員に「ここに、炙りしめ鯖200個!」ーー。

 「炙り〆鯖200個」といえば、初回(1月26日)にも登場。令和にタイムスリップした市郎がタブレット注文の操作が分からず「炙り〆サバ200個(15万6000円)をオーダー。視聴者の爆笑を誘った。

 「炙り〆鯖」に始まり「炙り〆鯖」に終わった今作。SNS上には「炙りしめ鯖の伏線回収(笑)」「第1話からのロングパス」「懐かしい~」「喜び勇んでーw」「誤操作じゃなく200個注文したw」などの声。視聴者の爆笑を誘い“ふてほどロス”が広がっている。

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